過去ログ - 【咲】京太郎「清々荘にて」 淡「13部屋目だけどー?」【安価】【三箇牧】
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◆r05KxLrr0E
[sage]
2013/02/03(日) 13:17:14.34 ID:xNbHrEXBo
【憩と京太郎、アブナイ関係?】改
憩さんと付き合い始めて今日で1年、なのだが俺と憩さんはここ1ヶ月の間会っていなかった
憩さんは麻雀部に顔を出さなくなっていたこともあって、俺たちの会話は減っていき、恋人という関係はメールで保たれていた
あの人当たりの良い憩さんのことだし、俺よりも良い人に告白されて付き合っているのかもしれない
あの優しい憩さんのことだし、それを俺に伝えようとしないのかもしれない
そんな考え、不信感を俺は募らせていった
そんなある日、憩さんからデートに誘われた、答えはもちろんOK
不安と希望、その2つを抱えて俺は待ち合わせ場所に来ていた
憩「遅いで!京太郎くん!」
京太郎「まだ待ち合わせの1時間前ですよ!?」
京太郎「しかも今日は少し冷え込んでるのに」
憩「気にせんといてや、そーれーに」ニギッ
憩「こうすればあったかいから」
憩「ほな行こか」ニコッ
相変わらずこの人は……まったく
まだ秋に入って間も無い季節、歩く道が明るく見えた
近くの公園、服屋などなど普通のデートコースを回った
そして夕暮れも近くなったころ、俺たちは本屋に来ていた
憩「勉強始めたんや、やっぱり医学部やないとダメなんやって」
憩「せやから最近会えなかったんや……ごめんな」
京太郎「じゃあこれからも会える機会は減ってしまうんですか?」
憩「……ごめん」
京太郎「別にいいですよ、お家のことは仕方ないですし」
京太郎「そうとなれば早く帰って勉強しないとですね!」
憩「京太郎……くん」グスッ
京太郎「ああもう、泣かないでくださいよ」
憩「だって、だってぇ……」ポロポロ
京太郎「…………ちょっと俺、見たい本があるんで行ってきます」
と言って二つ目の参考書コーナーに向かって行った
京太郎「これが憩さんの受けようとしているところか」
さわりの部分を読んでみる、が
京太郎「何語だよ、これ」
どうやら俺にはまだ難しすぎるみたいだった
まあいいや、段々できるようになればいい、俺だって成績は良い方なんだし
会計を済ませて憩さんのところに戻る
京太郎「もう泣き止みましたか?」
憩「……うん」
京太郎「それじゃあ行きましょうか」
今度は俺が憩さんの手を握って会計へ
会計の人からは「なんでこいつ彼女と一緒にまた同じ本買ってんだ?」というような目で見られた
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