過去ログ - 勇者「卒業したから魔王倒しに行くぞ」
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90: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:01:37.48 ID:xZrPv6r/o

それから僧侶はゆっくりと魔物……サキュバスの話を質問し聞き出していった。
父親は元々、あの村の出身であったこと。母親であるサキュバスはたまたまあの村に忍び込み、彼を標的にしたこと。
なぜか二人の間に愛が生まれ、二人は逃げる様にこの洞窟で過ごし始めたこと。
他の魔物から居場所を護る為、二人は戦い続けていたこと。自分が生まれ、10年ほど経った時に二人は動かなくなったこと。
以下略



91: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:02:22.81 ID:xZrPv6r/o

僧侶「お父さんとお母さんはもう、動けなくなったんだよ」

「……………っ!」

以下略



92: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:03:01.96 ID:xZrPv6r/o

「…………!あ、ありがとう」

僧侶「いえいえ、どういたしまして―――――さて、勇者さん」

以下略



93: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:04:41.93 ID:xZrPv6r/o

―――小さな村

村長「おぉ、お帰りなさいませ……もしや、その肩に担いでおられるのは!」

以下略



94: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:05:27.05 ID:xZrPv6r/o

勇者「…………では、確かに。一晩だけ宿を借りる。この魔物の処理は明日旅立ってからする」

村長「わかりました。……ですが、その前にひとつだけよろしいですかな?」

以下略



95: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:06:07.45 ID:xZrPv6r/o

勇者「―――――……はぁ、もういいぞ」

「う、ん……疲れた……」

以下略



96: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:07:04.31 ID:xZrPv6r/o

――――コンコン

「……………っ!」

以下略



97: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:07:40.09 ID:xZrPv6r/o

村長「息子が死んだと聞いて、ワシは過ちに気づいてしまったのですじゃ。月並ですが、今更……っ!」

村長「でもワシは村長なのですじゃ!ですが!……父として、祖父として……孫の、亡骸を……っ」

以下略



98: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:08:17.86 ID:xZrPv6r/o

―――小さな村・早朝

勇者「さて、行くか―――ありがとう、いい宿だった」

以下略



99: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:08:55.09 ID:xZrPv6r/o

―――村の外・鉱山へ向かう道

勇者「ふむ……見ぬかれていた様だな」

以下略



100: ◆LSgtsOMVCE[saga]
2013/03/18(月) 02:10:05.09 ID:xZrPv6r/o
次のお話の一区切り着くまでまた少し時間が空きそうです
きっと原因は花粉症です間違いない……いや、頑張ります


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