過去ログ - 【Fate】アースセル「真なる聖杯を手に入れろ」【安価とコンマで聖杯戦争】 -SS速報VIP

過去ログ - 【Fate】アースセル「真なる聖杯を手に入れろ」【安価とコンマで聖杯戦争】

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898: ◆1Pf/z5mQfA[saga]
2013/02/03(日) 17:21:13.49 ID:6ktKYEz8o
>>891　判定：4　結果：衛宮士郎登場により『？？？』解除

士郎「やめろ遠坂！！！」

それは、今まさに貴方が『セイバー』が死を覚悟した時だった

声を荒げる士郎が凛の前に立つ

凛「お願い、どいて衛宮君」

士郎「ダメだ、二人が殺しあうなんて馬鹿げている！」

第三者の介入によって、場は混沌とする

「まさか、士郎に助けられるなんてな」

あの洟垂れが生意気になった

士郎「俺の師匠は誰にも負けない凄い人達だったからさ」

士郎が貴方の前に立つ

士郎「蒼にいがずっと俺のことを見守ってくれてたから」

士郎「蒼にいは本当はこんなところにいるような人じゃないって解ってた」

士郎「俺が此処にいたから、蒼にいも此処にいてくれた」

士郎の眼から涙が流れる

士郎「もう…良いよ、蒼にい」

士郎は苦悶の表情を上げる

士郎「蒼にいが、どうして聖杯を欲すのか」

士郎「魔法を手段にして何をしようとするのか」

どうやら、彼は気付いたらしい

貴方の一つの目的に

士郎「でも！蒼にいが誰かを殺してでも！」

士郎「蒼にいが死んじまうほうが、俺はずっと嫌なんだ！！」

その言葉に、貴方は目を瞑る

「ったく、ガキが解った口聞いてるんじゃないっての」

どうやら、まだまだ弟子だ、弟子だと思っていたこの少年は

もう、立派な『男』になっていた

「もっと、早くに気付いてやれれば良かったな」

「お前は、きっと誰でも救っちまう正義の味方になれるって」

貴方は手を向ける

士郎がその手を握りに行こうとした時だった

―――士郎、邪魔だ

聞きなれた、狙撃銃の音と弾丸が貴方へと向けられ放たれた

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