過去ログ - ハニー・ポッター「勝つのは私、そうでしょ?」
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521:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/23(水) 04:24:03.44 ID:Oei6ZC/D0
ハーマイオニー「あの、フラーって子が!男の子を魅了して、ハニーの情報を手に入れようとしてた!?」

ロン「そうなんだ、うん。あの子を見てるとさ、ボーッとしちゃって。それで、なんだか話をしなくちゃいけない気分にさせられる」

ロン「ハニーが代表に選ばれたとき、真っ先にハニーに声援を送る僕を見た瞬間、あの女、僕を完全に標的にしてたんだ」

ロン「……ハニーに一番近くて、最も情報を持っていて、それで……ひっかかりやすそうな、僕を」

ハニー「……」

ロン「だから、僕は君から離れた。豚たちを使って、あの女に出くわさないように細心の注意は払えたけど。万一鉢合わせて、君が今何をしてるか、どんな状況か分からなくさせるために」

ロン「ほかの豚たちもさ。僕ほど君に近くないから、君が校庭に出た時はあの女に見つからないように茂みの中なんかに潜んでた。ヒンヒンで合図しあってね」

ロン「僕は隠れながら……ハニー、君のことをジニーから聞いてた。ヒンヒンって」

ロン「白豚と一緒に、シリウスに手紙を送れるようフクロウたちに話を通したのも……僕なんだ。ヒンヒンって」

ロン「でも、もしかしたらあの女が君に直接何かしかけてくるかもしれない。何か、コンタクトをとってくるかもしれない」

ロン「だから、心の底から、僕を嫌ってもらう必要があったんだ」

ハニー「……」

ロン「……馬鹿げてた。何度も死にそうになるし。君が心の中で何度も何度も泣いているのを僕は見てみぬふりしたんだ。君のためだ、って。独りよがりで」

ロン「ごめんなさい。ハニー。こんな手段でしか君を守れなかった僕を見下げはててほしい」

ロン「こんな方法でしか君のために尽くせなかった僕を罵ってほしい」

ロン「こんな僕を、たった、少しでもいいから、許してもらえるのなら」

ロン「君の豚の、端っこの席に。座らせてください」


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