過去ログ - P「救われぬ愛に救いの手を」【安価SS】
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◆8GJ8gV.Woc
[saga]
2013/02/12(火) 18:54:54.22 ID:TEL8KR8+0
よく今の短時間でメルアド書けたな……
そう思いつつ、早速空メールを送ろうと
携帯に手を延ばすと、突然貴音が腕を乱暴に掴んだ。
P「な、なんだ?」
貴音「……今、何を渡されたのですか?」
P「ただのメルアドだよ。特に変な物じゃ……ほら」
そう言って、何でもない事を証明する為に、
メルアドが書かれたその紙切れを見せると__
貴音「……ッ!」
ビリッ!と、それを思い切り破った。
P「な……!何を……!?」
動揺する俺をまるで見ていないかのように、紙を破り続けた。
何度も何度も、憎しみのこもった表情で、
力を込めながら、徐々に小さくなっていく紙を見ている。
貴音「……はぁっ……はぁっ……!」
P「貴音、落ち着け……」
粉々になってしまった紙くずを拾いながら、貴音を宥める。
最近では見なかったが、貴音は俺が他の人__特に女性__と話すと、嫉妬心からか
よく情緒不安定になってしまう。
P「大丈夫だ。
俺はずっと貴音の事を見ているから、だから……安心してくれ」
そっとやさしく頭を撫でながら、耳に囁く。
最近分かったことだが、こうすると貴音は落ち着いてくれる事が多い。
貴音「……わ、分かりました」
すぐに貴音は腕を動かすのをやめ、しおらしくなった。
これで一旦安心……かな?
その後は、運ばれてきたラーメンを味わいつつ、
時折こちらを見ては、悲しそうな表情を見せる○○に心の中で謝っていた。
貴音の病み度が上がりました。
病みレベル3(病み度2/3、恋愛度1/3)【WARNING! WARNING!】
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