過去ログ - P「救われぬ愛に救いの手を」【安価SS】
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259: ◆8GJ8gV.Woc[saga]
2013/02/12(火) 18:54:54.22 ID:TEL8KR8+0
よく今の短時間でメルアド書けたな……

そう思いつつ、早速空メールを送ろうと

携帯に手を延ばすと、突然貴音が腕を乱暴に掴んだ。


P「な、なんだ?」

貴音「……今、何を渡されたのですか?」

P「ただのメルアドだよ。特に変な物じゃ……ほら」


そう言って、何でもない事を証明する為に、

メルアドが書かれたその紙切れを見せると__


貴音「……ッ!」


ビリッ!と、それを思い切り破った。


P「な……!何を……!?」


動揺する俺をまるで見ていないかのように、紙を破り続けた。

何度も何度も、憎しみのこもった表情で、

力を込めながら、徐々に小さくなっていく紙を見ている。


貴音「……はぁっ……はぁっ……!」

P「貴音、落ち着け……」


粉々になってしまった紙くずを拾いながら、貴音を宥める。

最近では見なかったが、貴音は俺が他の人__特に女性__と話すと、嫉妬心からか

よく情緒不安定になってしまう。


P「大丈夫だ。
  俺はずっと貴音の事を見ているから、だから……安心してくれ」


そっとやさしく頭を撫でながら、耳に囁く。

最近分かったことだが、こうすると貴音は落ち着いてくれる事が多い。


貴音「……わ、分かりました」


すぐに貴音は腕を動かすのをやめ、しおらしくなった。

これで一旦安心……かな?



その後は、運ばれてきたラーメンを味わいつつ、

時折こちらを見ては、悲しそうな表情を見せる○○に心の中で謝っていた。



貴音の病み度が上がりました。

病みレベル3(病み度2/3、恋愛度1/3)【WARNING! WARNING!】



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