過去ログ - P「救われぬ愛に救いの手を」【安価SS】
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296: ◆8GJ8gV.Woc[saga]
2013/03/26(火) 20:06:21.02 ID:yaftNLLF0
不審に思いつつ、一口飲んでみるが、

とても美味しいとは言えない味だ。


P「……」

雪歩「もしかして……美味しくないですか?」

P「……うーん」


あんまり美味しくない。と言うつもりだったが

雪歩がどんどん涙目になってきた。


雪歩「……グスッ……やっぱりダメですか……」


捨てられた犬のように、潤んだ瞳でこちらを見る。

そんな状況で、不味いなんて言えるわけも無く


P「雪歩、煎れてくれてありがとう」

雪歩「!……えへへ……」


味の感想では無く、ひたすら雪歩を褒めた。

雪歩が嬉しそうな顔を見せる度、

不味い紅茶が、旨く思えた。



当然、紅茶は最後まで飲み干せ無かったが。



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