過去ログ - ほむら「感情が芽生えたからと言って……」
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2013/01/26(土) 18:41:20.16 ID:0JOpTuzVo
QB「そう、君の言う通り。僕は君たち人類と同じような倫理観を……つまり、優しさを持った個体だ」
ほむら「どうして……それを隠そうとしていたの?」
QB「君が自分の正体を他人に明かさないのと似たような理由さ。
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2013/01/26(土) 18:42:10.30 ID:0JOpTuzVo
QB「そして、今回まどかとさやかの契約を阻止、君とマミを助けたことで
……僕には恐らく疑いの目が向いてしまうだろう。
監視が付くのも時間の問題だと思うよ。そうなれば、僕の処分もそう遠くはない」
ほむら「……!」
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2013/01/26(土) 18:43:52.44 ID:0JOpTuzVo
QB「……もしかして、泣いているのかい?君は思ったより感情の起伏が激しいんだね。
そもそも僕なんかのために涙を流すなんて、わけがわからないよ」
ほむら「ごめんなさい、キュゥべえ……ごめんなさい……!」
以下略
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2013/01/26(土) 18:45:34.24 ID:0JOpTuzVo
QB「……君は優しすぎるよ、ほむら。やっぱり、何も明かさずに君の前を去るべきだった。
そうすれば、君にそんな辛い思いをさせずに済んだのに……」
ほむら「き、キュゥべえ……?どこに行くの……!?」
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2013/01/26(土) 18:47:43.14 ID:0JOpTuzVo
ほむら「私は、あなたを許さない……!私を騙して、利用してたなんて、許さない……!」
振り向くとその表情は……本当に、怒りに満ちている。
目に涙こそ浮かんでいるが、その怒りは本物のようだった。
僕は、そこまでほむらを傷付けてしまっていたのか……。
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2013/01/26(土) 18:50:06.84 ID:0JOpTuzVo
その表情は……直前までの怒りとは、少し違う。
もちろん、その前の泣き顔なんかとは似ても似つかない。
僕がよく知るほむらの……強い決意を持った、力強い表情だった。
いや、もしかすると怒りに見えていたのは、この力強さのせいだったのかも知れない。
以下略
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2013/01/26(土) 18:53:18.03 ID:0JOpTuzVo
QB「契約……」
ほむら「私が疑いを晴らすのに協力する代わりに、
あなたはこれからもまどかを守るのに協力する……そういう契約。
私の望みは、まどかを守ること。叶えてくれるわね、キュゥべえ」
以下略
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2013/01/26(土) 18:55:44.68 ID:0JOpTuzVo
数日後、ほむホーム
QB「ほむら、ちょっと良いかな」
ほむら「何の用?」
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2013/01/26(土) 18:56:15.91 ID:0JOpTuzVo
QB「でも今くらいは、感謝の気持ちを表させてくれ。君には本当に感謝してるんだ」
ほむら「…………」
QB「まどかを救うこと、人類を救うことばかりか、僕の命まで救ってくれた。
以下略
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2013/01/26(土) 18:56:47.38 ID:0JOpTuzVo
QB「やれやれ、酷い目に遭った……。もしかして、君は割と本気で僕のことが嫌いなのかな」
ほむら「……そんなことはないわ。あなたにはすごく感謝してる」
QB「!」
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