過去ログ - ほむら「感情が芽生えたからと言って……」
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197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:41:20.16 ID:0JOpTuzVo
QB「そう、君の言う通り。僕は君たち人類と同じような倫理観を……つまり、優しさを持った個体だ」

ほむら「どうして……それを隠そうとしていたの?」

QB「君が自分の正体を他人に明かさないのと似たような理由さ。
以下略



198:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:42:10.30 ID:0JOpTuzVo
QB「そして、今回まどかとさやかの契約を阻止、君とマミを助けたことで
  ……僕には恐らく疑いの目が向いてしまうだろう。
  監視が付くのも時間の問題だと思うよ。そうなれば、僕の処分もそう遠くはない」

ほむら「……!」
以下略



199:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:43:52.44 ID:0JOpTuzVo
QB「……もしかして、泣いているのかい?君は思ったより感情の起伏が激しいんだね。
  そもそも僕なんかのために涙を流すなんて、わけがわからないよ」

ほむら「ごめんなさい、キュゥべえ……ごめんなさい……!」

以下略



200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:45:34.24 ID:0JOpTuzVo
QB「……君は優しすぎるよ、ほむら。やっぱり、何も明かさずに君の前を去るべきだった。
  そうすれば、君にそんな辛い思いをさせずに済んだのに……」

ほむら「き、キュゥべえ……?どこに行くの……!?」

以下略



201:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:47:43.14 ID:0JOpTuzVo
ほむら「私は、あなたを許さない……!私を騙して、利用してたなんて、許さない……!」

振り向くとその表情は……本当に、怒りに満ちている。
目に涙こそ浮かんでいるが、その怒りは本物のようだった。
僕は、そこまでほむらを傷付けてしまっていたのか……。
以下略



202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:50:06.84 ID:0JOpTuzVo
その表情は……直前までの怒りとは、少し違う。
もちろん、その前の泣き顔なんかとは似ても似つかない。
僕がよく知るほむらの……強い決意を持った、力強い表情だった。
いや、もしかすると怒りに見えていたのは、この力強さのせいだったのかも知れない。

以下略



203:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:53:18.03 ID:0JOpTuzVo
QB「契約……」

ほむら「私が疑いを晴らすのに協力する代わりに、
    あなたはこれからもまどかを守るのに協力する……そういう契約。
    私の望みは、まどかを守ること。叶えてくれるわね、キュゥべえ」
以下略



204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:55:44.68 ID:0JOpTuzVo
数日後、ほむホーム

QB「ほむら、ちょっと良いかな」

ほむら「何の用?」
以下略



205:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:56:15.91 ID:0JOpTuzVo
QB「でも今くらいは、感謝の気持ちを表させてくれ。君には本当に感謝してるんだ」

ほむら「…………」

QB「まどかを救うこと、人類を救うことばかりか、僕の命まで救ってくれた。
以下略



206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:56:47.38 ID:0JOpTuzVo
QB「やれやれ、酷い目に遭った……。もしかして、君は割と本気で僕のことが嫌いなのかな」

ほむら「……そんなことはないわ。あなたにはすごく感謝してる」

QB「!」
以下略



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