過去ログ - P「サンキュー・マイ・トワイライト」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/23(水) 05:37:14.60 ID:cAe2onWJo
あれからどのくらい時間が経っただろうか。

授賞式の余韻に浸っていると、ドアをノックする音が聞こえた。

「どうぞ」と言うと、貴音が入ってきた。

静かにドアを閉め、俺が座っているベッドの横に立つ。

彼女の目が、少し赤い気がする。

「おめでとう」と言った瞬間、貴音に抱きしめられた。

P「どうしたんだ?」

貴音「昨日、久しぶりにあなた様の声を聞いて以来、ずっとこうするのを我慢していたんです」

P「ごめんな、授賞式一緒に行けなくて」

貴音「いいのです。あなた様が、今こうしてここにいてくれるだけで」

P「やっぱり気づいてたか」

貴音「はい。あなた様が検査から帰ってきた時から」

P「ははは……貴音に隠しごとをしようとした俺がバカだったな」

貴音「……もう長くはないのですね?」

P「ああ」

貴音「そう……ですか」


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