過去ログ - 上条「いろんな能力で物語進める」　結標「その８よ」【安価】
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13: ◆gG3GD/FuOQ[saga]
2013/01/23(水) 23:54:08.03 ID:PQGx1B7fo


想像以上だった。
粉塵爆発という言葉くらいしか知らなかった上条の中では、爆竹のようなものかなー、などと思っていた。


まず火を灯した瞬間、目の前を覆う爆風。そして爆音。
上条の体は紙くず同然に地面を転がり、路地裏から表に飛び出す。
そのまま二、三回地面を跳ねると、向かいの店の壁に激突して止まった。

当然、辺りは結構な騒ぎになっている。
何でも上条が高レベルの発火能力者(パイロキネシスト)で能力が暴走したのではないかなどと怯え、周りには誰も集まってこない。
まぁ、真実はかなりの間抜けなものなのだが。

このままいつもの気絶パターンかなぁ……などと思っていた上条。
しかし意外と意識はハッキリしていて、ググッと力を入れてみたら何とか起き上がることもできた。
ミシミシと骨が軋むのを感じるが、火傷は意外と大したことない。これも能力の恩恵なのだろうか。

といっても、ズキズキとした痛みは全身を走っているのだが。


上条（やべぇ……これ確実に警備員《アンチスキル》出てくるよな……）



【0：00頃に自由行動安価】



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