過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その2!?」
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330: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/01/30(水) 22:00:40.35 ID:e9Ggkx3R0
苗木「──江ノ島さん」

江ノ島「…大丈夫だって、あたしなら……っはぁ」

苗木「僕なんか背中で悪いけど…」

そう言って江ノ島をおぶさる。

江ノ島「は?ちょっ…」

苗木「大丈夫。僕は何ともないからね、女の子を運ぶのは男の役目だよ」

そんなキザすぎる冗談を言いながら、苗木は笑みを浮かべて歩き出す。

江ノ島「……臭いよ、ばーか」

江ノ島は小さくそう返して、苗木の背に身体を預ける。
彼の事はなぜだか嫌いだけれど、今だけは──頼ってもいいのかもしれない。
思ったよりも大きい背に顔を埋めながら、江ノ島は少しだけ頬を緩ませた。

苗木(…これは思ったよりも刺激が強いかも)

カッコいいセリフを言った割にちょっとお下品な想像をしている苗木だった。


苗木が江ノ島をおぶりながら歩いてどれだけ経ったのだろうか。
相変わらず時間の流れも現在位置も分からない森の中を延々と歩く。
最初こそポツリポツリと話していた二人だが、今は会話すら無かった。

苗木(僕の才能が幸運なら…この辺で出口が見つかるラッキーくらいあってもいいと思うんだけど…)

とか考えてしまい。


【バトルが発生しました】

苗木「えっ」

江ノ島「…えっ」

自分の不運を、呪うのだった。


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