過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その2!?」
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374: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/02/01(金) 00:19:39.28 ID:+4QeNLzW0
苗木「どうして大神さんは、一人でこのゲームを…?」

大神「我はモノクマによって…ボスとして洗脳させられかけたのだ」

苗木「!?」

大神「だが…我にゲームとは言え仲間を手にかけることなどできない…」

大神「…だから我は死ぬ気で抵抗している。こうして、今も」

苗木「……えっ?」

大神「油断してしまえば我は洗脳され、お主らを倒すだけの存在となり果てるだろう」

大神「しかし──我はただでは死なん」

大神は確固たる信念を含んだ瞳を向け、そう語った。

大神「刺し違えてでも…黒幕は我が倒す」

苗木「……」

大神「…苗木よ、これを受け取れ」

そこには先ほどの戦闘で手に入れたアイテムの数々。

苗木「え?でもこれは大神さんの…」

大神「我が持っていても仕方がない…お主の方が有効活用できるだろう」

大神「……万が一、我が敵わなかったときは…頼むぞ」

苗木「ううん、僕は信じてるよ…大神さんなら、きっと」

大神「…そうか」

大神は口元をわずかに綻ばせ、背を向ける。
その背中に、迷いはなく。
静かに、大神さくらは去っていった。

江ノ島「……」

苗木「江ノ島さん、行こうか」

江ノ島「…ねえ、苗木」

苗木「?」

江ノ島「…さっきのあたしの言葉の意味、分かる?」

苗木「へ?いや、よくわからないけど…」

苗木(それって大嫌い、ってセリフ?あれに意味なんかないよな…)

江ノ島「あっそ…。ま、アンタには恩があるし。少なくとも恩を仇で返すまでは着いてってあげるよ」

苗木「仇で返すって…」

江ノ島「それじゃ、れっつごー!」

苗木「ちょ、ちょっと待ってよ!」


江ノ島「……希望に、絶望の私が、ねえ。それって…うぷぷぷぷぷ」


サブシナリオ 【闇の先に】  終


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