過去ログ - ほむら「頼みがあるのだけれど」杏子「断る」
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[saga]
2013/01/30(水) 02:11:40.27 ID:Klc7gPzV0
ほむらはこれまで、杏子を味方につけたお陰か、それともてんとう虫のお陰か、
今まででは考えられない、すさまじい「幸運」が続いていた、
さやか、まどか、マミ、杏子全員と友好的な関係になり、キュウべえの思惑は外れ、見失っていた物を思い出した、
しかし、この幸運の破滅の影は···いつ訪れてもおかしくはない
そう、例えば、もしマミがほむらの魔法を体験するのをキュウべえが待っていたとしたら···
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ーマミホームー
マミ「時間停止魔法···すごかったわね、ね、キュウべえ」
キュウべえ「···マミ、君はおかしいと思わないのかい?」
マミ「え?」
キュウべえ「杏子が君と仲直りしたいと言い出した時、まさか少しも杏子の事を疑わなかったわけじゃないよね?」
マミ「キュウべえ···?」
キュウべえ「もう忘れたのかい?彼女がグリーフシードだけを集めようと言った事を」
マミ「キュウべえ!!」キュウべえ「あんな事を言ってはいたけど、本当は暁美ほむらと二人で、君を倒すチャンス伺っているのかもしれないよ?」
マミ「キュウべえっ!!それ以上佐倉さんと暁美さんを侮辱しないで···!」
キュウべえ「···まあ、どう考えるかは君の自由だしね、これは飽くまで僕の仮説にすぎないし」
キュウべえ「ああそうだ、いい忘れてたけど、杏子が暁美ほむらについてきてこの街に来たっていうの・・・あれは嘘だよ」
マミ「えっ!?」キュウべえ「暁美ほむらは杏子とは知り合ってまだ数日しか経っていないのさ」
キュウべえ「もしかしたら暁美ほむらから、杏子に話を持ちかけたのかもしれないよ」
マミ「キュウべえ!!いいかげんに・・・!」
キュウべえ「無いって言い切れるのかい?」
マミ「え・・・!?」
キュウべえ「僕の言った様な事が本当に無いと・・・言い切れるのかい?」
マミ「そ・・・それは・・・!」
キュウXべえ「まあ、そうでなくとも、暁美ほむらが何らかの目的の為に君を利用しようとしているのは確かだ、十分注意しておくといいよ」
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過去にあった悪い思い出、
実はほむらが杏子と知り合ったばかりで、自分に嘘をついていたという紛れもない事実、
そして、思考から冷静さを失わせる話術、
この後、まずは「そのつもりならいつでも時間を止めて自分を殺すことが出来ただろう」という考えにいたる、
だから大丈夫だと···一度ここで安心はする、だが次に···考えてはいけない、最悪の事を思い浮かべてしまうのだ
「もしかしたら、利用した後に殺すのかもしれない」
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マミ「怖い···!怖い···!怖い!!」
マミ「···そうよ!本当に私を殺したがっているなら!今日だって助けにこなければ···!」
(もしかしたら、利用した後に殺すのかもしれない)
マミ「ああ···!ああああ···!」
マミ「駄目···!考えちゃ駄目!!」
マミ「(でも···!頭から離れない···!裏切られる···!?殺される!?)」
マミ「ううう···!!」
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