過去ログ - ほむら「頼みがあるのだけれど」杏子「断る」
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[saga]
2013/01/28(月) 23:57:53.62 ID:r33X90M+0
杏子「おらあっ!」ズガン!
キュウべえ「刃を自分に向けた状態で、槍を壁に突き刺した!」
杏子「来いよ···背水の陣だ!」
キュウべえ「無茶だ!こんなやつの突進を正面から迎え撃てるはずがない!避けるんだ杏子!」
ギーゼラ「ヴォオオオン!!」ドシンドシンドシンドシン!!
杏子「うおおおおっ!!」
ギーゼラ「ヴォオオオオオオ!!」ズガァン!!
杏子「がはっ!?」メキィッ!
知久「杏子ちゃん!!(なんてことだ···!受け止めかけたものの!槍が···杏子ちゃんを貫いてしまった!)」
キュウべえ「···杏子···まさか君は、最初からこれを狙って···」
杏子「···へへ···バカ野郎が、やっぱ···!一回受け止めれば更に力を込めると思ったぜ···!」
ギーゼラ「ヴ···!ヴヴ···!ヴォオオオオ!」
知久「ああっ!?槍が···杏子ちゃんごと、化け物を貫いている!」
杏子「てめーから刺さらせるには、普通の突進以上のパワーが必要だったから、一回腕の骨を折られてでも受け止める必要があったけどな···!」
キュウべえ「自分の体は修復可能だからって···やれやれ、肉を切らせて骨を断つとはよく言ったものだよ、」
キュウべえ「いいや···杏子の場合は、骨を折らせて命を断つ、の方が正しいかな」
ギーゼラ「ヴオ···!ヴォオオオオオオ!!」シュウウウウ···
知久「き、奇妙な世界が···消えてゆく···!化け物を倒したんだ!」
杏子「···あー···しんどいなあ···畜生···腹減った···喉渇いた···」
杏子「(でも、タツヤと知久を守れてよかった···!)」
知久「き···杏子ちゃん···」
知久「って···寝てる···」
杏子「Zzz」
知久「何だったんだろうか···今のは···」
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