過去ログ - 少年「魔方陣……服従……の術式ですか?」先輩「そうだ」
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18: ◆2nkMiLkTeA[sage]
2013/01/26(土) 03:52:15.96 ID:ROmy1LdIo
『また先輩の手伝い?』

『そうなんだ。今度はどんなひどい目に合うかと思うと、気が重いよ……』

『それにしては、いつも断らないよね』

『そうかな』

『うん。まあ、先輩美人だもんね』

『ちょっと待って。それはまったく関係ないよ』
『だいたい、いくら美人でも、あの人はその、なんていうか、変人すぎて僕には……』
『そもそも僕が彼女の手伝いをするのは、僕自身の勉強になるからさ』
『たしかに、ひどい目にも合うけど、間近で先輩の魔術を見れるんだ』
『学園一、いや、学園始まって以来の天才と呼ばれる、先輩のね』
『それだけでも、少々ひどい目に合うだけの価値はある』

『ふうん、さすが我らが学年の年
間首席様。研究熱心ね』

『もうやめてよ。そろそろ行かないと、僕は先輩になにされるかわからないし』

『まあ、いいわ。終わったら私の提出用の研究も手伝ってよね』

『ああ、もちろん』


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