過去ログ - 少年「魔方陣……服従……の術式ですか?」先輩「そうだ」
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◆2nkMiLkTeA
[sage]
2013/01/27(日) 12:46:43.81 ID:DI4Zfv7yo
寮の一室
先輩「ふぅん、十日もいるのに、大して散らかってないんだな」
少年「まあ、この部屋では寝るくらいしかしてませんからね」
少年「……あ、ていうか。こんな状態で家事とかどうするんですか」
少年「片手で料理洗濯とか無理ですよ。それに先輩、朝起きられないのに」
先輩「そうだな……」
先輩「まあ、それは後で考えよう」
少年(この人、後先考えずにこんな面倒な命令したのか)
先輩「ほら、それよりもとっとと着替えを用意したまえ」
少年「はいはい」
―――
――
―
先輩「ふむ、君はそんな下着をつけているのか」
少年「そんなまじまじと見ないでくださいよ」
先輩「気にするな。どうせ、これから何度も見るんだ」
少年「この状況じゃ、そりゃそうでしょうけど」
先輩「ふむ」
少年「どうしたんですか?」
少年(また、嫌なことでも考えてそうだな)
先輩「君の着替え、それだけか」
少年「え、ええ。まさか、半年も泊まり込むとは思っていなかったので」
先輩「なら、そのうち君には私の服を着てもらうかな」ニヤッ
少年「」
先輩「そうだな。むしろいっそ、自分を女性だと自覚させてみるのも面白そうだな」
少年「な、なにを」
先輩「いや、気にならないか?」
先輩「男として育ち、男の脳を持っている君に」
先輩「女性の自覚を持て命令したら、どうなるのか?」
先輩「興味深い内容だろう?」
少年「思いませんよ……」
先輩「いやいや、それができるなら、例えば――捕らえた敵兵に、我々こそ祖国側だと思わせることができる」
先輩「ということも可能だというわけだ」
先輩「軍には必要な実験だな」
少年「やめてください……」
先輩「まあ、いずれそういう実験もするかもしれない、ということだ」
少年(絶対するつもりだ……)
少年(僕の自意識が女の子に……?)
少年「」ブルッ
先輩「次は私の着替えだな」
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