13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/27(日) 00:40:37.62 ID:aeNqAFOro
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俺はその日、誰よりも仕事を早く切り上げた。
大急ぎで家に帰って、エロ本やAVを捨てる為だ。
ああ、俺の宝物が、しかしコレがアイドルに見つかったら大変だ。
でも、ああ、ああ。
心にポッカリと穴が空いた気分だ。大事な物が消えてしまった喪失感に浸りながら、ボーッと窓から夕日を見ていた。
すると、軽い変装をしたアイドル達が、ゾロゾロと集団で来るのが視界に入る。
すげぇ怪しい、美少女達が集団で、しかも軽い変装をしている。
…あれ?そういえば、何であいつら、ここが分かったんだ。
俺の家の位置を誰かに伝えたかな?
まぁ、いいか。
俺の携帯が震え出した。
春香から電話だ、俺は電話に出る。
「なんだ?」
「すみません、プロデューサー。プロデューサーの部屋までは覚えてなくて」
「そうか、ちなみにマンションの位置はいつ知った」
「プロデューサーと、一緒に帰った時ですよー」
おかしいな、俺の記憶では春香を家まで送った事はあっても、俺の家に一緒に帰った記憶はないぞ。
…まぁ、いいか。
「301だ」
「はーい、もう忘れませんね」
…何かなぁ、ホラーの匂いがした。
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