過去ログ - 美希「忘れてた想い出のように」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/27(日) 01:38:21.81 ID:y4hmwWKDo

― 美希の部屋 ―


美希「それで?」

P「いや、なんで部屋に招き入れるんだ……」

美希「話なら、どこでだってできるでしょ」

P「公園に移動しないか?」

美希「めんどくさいから、ヤなの」

P「とてもじゃないが、落ち着かなくてな……」

美希「じゃあ、帰れば?」

P「……」

美希「……言い過ぎたの」

P「…………」

美希「……どうして、笑ってるの?」

P「いつも……俺に気を遣ってくれるよな、美希は」

美希「そうかな……?」

P「あぁ。事務所のみんなも、俺なんかを気遣ってくれる」

美希「……」

P「俺は恵まれてる、な」

美希「そんな風に思ってるのに、どうして辞めちゃうの?」

P「これはもう決定しているんだ。社長しか知らないけど」

美希「どうして社長しか知らないの?」

P「今の事務所の雰囲気を、俺の些細な理由で壊したくない」

美希「……」

P「みんな前を見て、上を目指して頑張ってるんだ。余計な不安も持ち込みたくない」

美希「辞める理由をまだ聞いてないよ」

P「実家に戻って、家業を継ぐ」

美希「どうして?」

P「家庭の事情ってやつでな」

美希「どうしても?」

P「…………あぁ」

美希「ふぅん……」

P「……」

美希「どうしても、実家を継がなきゃダメなの?」

P「……そう言ったけどな」

美希「なんか、嘘ついてそう。他に理由があるような気がする」

P「…………」



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