過去ログ - 【SS】スネーク「メタル……ギア……」シンジ「……エヴァですけど」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/27(日) 18:05:45.10 ID:RLEKpq+M0

――ネルフ本部ドック

シンジ「……え? それじゃあ目標は、使徒じゃないんですか?」

ミサト<そうよ。目標は限りなくエヴァに近い兵器……いえ、ヘタをしたらエヴァ以上の出力を持つ怪物よ>

シンジ「じゃあ、中には人が……」

アスカ<アンタ馬鹿ぁ? そんな事言っても、相手は容赦なく来るのよ?>

レイ<……留意するべき箇所は?>

ミサト<目標のうちの一つが持つレールガン。見た目からの憶測でも、威力は洒落にならないほどよ>

ミサト<なお、相手はA.T.フィールドも備えてるわ。エヴァならではのA.T.フィールドによる防御力を当てにしないように>

アスカ<フンだ。何にせよ、使徒に比べたら楽勝よ>

ミサト<そう願ってるわ。……シンジ君、ちゃんと聞いてた?>

シンジ「え……あ、はい」

――第三新東京都市

ミサト<シンジ君はそこで待機。エヴァ三機の中では最前線よ、注意して>

シンジ「……はい」

シンジ(僕は……人類を守る為にエヴァに乗ってるんだ)

シンジ(でも……僕は本当に人類の味方だったのか?)

シンジ(エヴァに乗って、人を殺せだなんて……僕は誰の為に……あの人に教わった、僕の意志は……)

青葉<目標を捕捉。西から来ます>

ミサト<シンジ君。夕日の方角、そろそろ肉眼でも見えてくるわ!>

シンジ(……アレが……)

日向<初号機、交戦!>

ミサト<今よ、他の二人は左右から回り込んで。戦闘が始まったら、レールガンを持ってる方にライフルで奇襲をかけて>

アスカ<了解よ>

レイ<了解>

シンジ「ミサトさん!」

ミサト<シンジ君は向こうが仕掛けるまでは待機。大丈夫。今隠れてるビルは特別装甲が厚いから、レールガンでも一発は守り切れるわ>

シンジ「……向こうと連絡は取れないんですか?」

アスカ<はぁ? アンタ、この土壇場で何を……>

シンジ「おかしいよこんなの!! 何でエヴァがエヴァと戦わなきゃいけないんですか!?」

アスカ<……!>

ミサト<……シンジ君、その気持ちは分かる。だけど向こうの狙いが不明で、何らかのコンタクトがない以上、私達は戦わなきゃいけないの>

ミサト<試してみたけど失敗でした、じゃあ駄目なのよ。世界は、一つしかないから>

シンジ「でも……でも僕はエヴァとは……」

スネーク<アレはエヴァじゃない、メタルギアだ>




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