過去ログ - 【京太郎SS】?「うらめしや〜」京「喼急如律令」まこ「極楽へ行きんさい」
1- 20
6: ◆iin4TpTTl.[saga]
2013/01/27(日) 21:10:00.27 ID:Sx+IXBZU0
【鹿児島・永水】

3月は全国的にまだ肌寒い季節であるが、ここ南国の鹿児島はポカポカといい陽気であった。

霞「いいお天気ね〜…」

小蒔「…zzz……」

春「…………………」ポリポリ

三人が軒で日向ぼっこをしているところへ巴がお茶を運んできた。

巴「お茶を煎れましたけど飲みます?」

春「…飲む」

霞「あら、ありがとう。ほら、小蒔ちゃん」

小蒔「…ハッ! いただきます!」

お茶を啜っているとそこに巫女服を着崩した小学生くらいの体型の初美がやってきた。

初美「私にもお茶ください!」

巴「はい、どうぞ」

小蒔「今年はみんなで大会に出れるんですね」

春「うん…」

巴「そうだ、ハッちゃん。得意の方忌みで占ってよ」

初美「いいですよ〜。大会の日程と会場の方角教えてください〜」

巴が部屋から今年のインターハイの予定と会場を書いた書類を持ってくる。それをもとに初美が方忌みを始める。

霞「どう?」

初美「予選は大丈夫なのですよ〜、でも…」

春「でも?」

初美「本戦の方は… 準々決勝の日にちょっとまずい結果が…」

巴「え゛っ…」

初美「まぁ、泊まる宿舎によっても結果は違ってきますし〜。何よりもこんなのは当たるも八卦当たらぬも八卦なのですよ〜」

霞「でも… 初美ちゃんの方忌みってかなり当たるし…」

初美「そんな事で結果を決めてかかるのは、勝負としてどうかと思うのですよ〜」

小蒔「そうですね、どんなに運勢が悪くとも精一杯努力をしましょう。それが相手に対する敬意にもなりますし」



巴「やっぱり、ハッちゃんって凄いね。方忌みが出来るんだから、時代が時代なら陰陽師だよ」

初美「方忌みしか出来ない陰陽師っていうのもどうかと思いますが… 方忌みが出来るだけではGSには成れませんからね〜」

春「…残念」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
14Res/14.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice