過去ログ - 「そんなことより野球しようぜ!」
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2: ◆CIZA6sfEUc
2013/01/28(月) 00:22:26.18 ID:5vgZnzGvo
(何をだよ)
人の少なくなったホームで舌打ちをする。
3: ◆CIZA6sfEUc
2013/01/28(月) 00:22:57.73 ID:5vgZnzGvo
―――――
学校に着いた。
朝のHRまで時間がある。
校門を過ぎたところで、ごつい手が肩を掴んだ。
4: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/01/28(月) 00:23:34.98 ID:5vgZnzGvo
グランドの隅っこで、無言でキャッチボールをする。
この時間は嫌いじゃなかったし、テリーもどこかほっとしているようだった。
フェンスの向こうから視線を感じた。
5: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/01/28(月) 00:24:04.62 ID:5vgZnzGvo
よく通るいい声だ。
彼女はびびっているに違いない。
動けないでいるらしかった。
6: ◆CIZA6sfEUc[saga sage]
2013/01/28(月) 00:26:21.83 ID:5vgZnzGvo
短編です。
1週間くらいで完結する予定です。
おやすみなさい。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/29(火) 08:28:37.77 ID:jymztHxDo
おつ
8: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:32:40.83 ID:Xf1173xUo
―――――
転校生が来た。
今朝の女子だった。
9: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:33:33.09 ID:Xf1173xUo
―――――数日後―――――
彼女はすぐに馴染んだ。
女子の群れ社会に素早く順応している。
10: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:34:19.65 ID:Xf1173xUo
「ま、伊織がそう思うのも無理ないかもね」
「あ? さっきまであいつの肩持ってたのに?」
「晶ちゃん、手抜きしてる」
「手抜き?」
11: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:34:55.36 ID:Xf1173xUo
「で、あのケツはお前の記憶にはございましたか」
「ございませんね」
「でもあの顔は見覚えあるんだろ」
「ありますね」
12: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:35:23.53 ID:Xf1173xUo
―――――休日―――――
自転車でCDを借りに行った帰り、気まぐれでバッティングセンターの前を通った。
肘を故障してから、あまり通りたくなかったけど、そういう気になった。
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