過去ログ - 「そんなことより野球しようぜ!」
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3: ◆CIZA6sfEUc
2013/01/28(月) 00:22:57.73 ID:5vgZnzGvo
 ――――― 
  
 学校に着いた。 
 朝のHRまで時間がある。 
 校門を過ぎたところで、ごつい手が肩を掴んだ。 
4: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/01/28(月) 00:23:34.98 ID:5vgZnzGvo
  
 グランドの隅っこで、無言でキャッチボールをする。 
 この時間は嫌いじゃなかったし、テリーもどこかほっとしているようだった。 
  
 フェンスの向こうから視線を感じた。 
5: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/01/28(月) 00:24:04.62 ID:5vgZnzGvo
  
 よく通るいい声だ。 
 彼女はびびっているに違いない。 
 動けないでいるらしかった。 
  
6: ◆CIZA6sfEUc[saga sage]
2013/01/28(月) 00:26:21.83 ID:5vgZnzGvo
 短編です。 
 1週間くらいで完結する予定です。 
  
 おやすみなさい。 
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/29(火) 08:28:37.77 ID:jymztHxDo
 おつ 
8: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:32:40.83 ID:Xf1173xUo
  
 ――――― 
  
 転校生が来た。 
 今朝の女子だった。 
9: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:33:33.09 ID:Xf1173xUo
  
 ―――――数日後――――― 
  
 彼女はすぐに馴染んだ。 
 女子の群れ社会に素早く順応している。 
10: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:34:19.65 ID:Xf1173xUo
  
 「ま、伊織がそう思うのも無理ないかもね」 
 「あ? さっきまであいつの肩持ってたのに?」 
 「晶ちゃん、手抜きしてる」 
 「手抜き?」 
11: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:34:55.36 ID:Xf1173xUo
  
 「で、あのケツはお前の記憶にはございましたか」 
 「ございませんね」 
 「でもあの顔は見覚えあるんだろ」 
 「ありますね」 
12: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:35:23.53 ID:Xf1173xUo
  
 ―――――休日――――― 
  
 自転車でCDを借りに行った帰り、気まぐれでバッティングセンターの前を通った。 
 肘を故障してから、あまり通りたくなかったけど、そういう気になった。 
13: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2013/02/02(土) 03:36:07.26 ID:Xf1173xUo
  
 「すごいだろ、アキラちゃん」 
  
 店主らしいおじさんに声をかけられた。 
  
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