過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
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109: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/01(金) 20:49:29.52 ID:NAmr+m1x0

インデックス「死ね」

フィアンマ「…唐突に何だ」

インデックス「そこの本のタイトルかも。ちょっとだけ読ませて欲しいな」

彼女が指差したのは、フィアンマの背後にある本。
タイトルは『火星(marte)』である。
死ね(morte)とはやや発音が似ている為、聞き間違ったようだ。
インデックスは本を取ってもらいながら、答える。

インデックス「どっちでも良いんだよ。あなたはお外が嫌いだろうし」

フィアンマ「んー…」

インデックス「でも、出来れば一緒が良いかも。あんまり経験は無いけど、会合は緊張するもん」

フィアンマ「……」

インデックス「無理は言わないけど…ついて来て欲しいかも」

見知った顔には、傍に居て欲しい。

本を抱え、祈るような体勢で、彼女はそう言う。
健気な頼み方に、フィアンマは少しだけ悩んで。

フィアンマ「…ついていけば良いんだろう」

インデックス「ありがとう」

にへら、と柔らかで愛らしい笑みを浮かべ、インデックスは速読を終えて本を本棚へしまう。




会合は三時間に及んだ。
妙な協定を結ばされないよう、細心の注意を払った会話。
途中何名か、ローマ教皇の付き添い書記官が倒れた。

そして。

インデックス「おなかへったおなかへったおなかへったー!」

インデックスはいつも通りだった。
彼女はあくまで交渉材料、物的扱い。
即ち、緊張する必要がさほど無い。
なるようにしかならないと知っているから。

フィアンマ「先程までの重々しい雰囲気はどうした」

インデックス「>>111


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