過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
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160: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/02(土) 23:03:56.10 ID:sBK5CDVD0

悩んだ結果、彼女はその細身の体躯全部で、彼に抱きついた。
全身で抱きつき、そのまま、ぎゅううー、と強く腕に力を込める。
腕に力を込めるとはいっても、彼女の細腕に大した力は無いのだが。

フィアンマ「…?」

インデックス「……」

ぎゅー、と抱きついたまま、離れない。
お腹が空いてきたが、要求を我慢して、抱きついたまま、インデックスは動かないでいた。
抱きしめ返すという発想もなく、フィアンマはインデックスを見つめる。

フィアンマ「…何だ」

インデックス「人ってね、抱きしめられると落ち着くんだよ」

フィアンマ「……」

インデックス「私は、魔力の必要な魔術は使えないけど。でも、こうやって手足を使う事は出来る」

フィアンマ「……、」

インデックス「とうまならきっと、また旅行に来てくれるよ。だって、フィアンマの一番の友達なんだもん。当たり前かも」

フィアンマ「………」

インデックス「…だから、元気出して欲しいな」

フィアンマ「……ん」

ぽふぽふ、とインデックスの頭を軽く叩いて撫で、フィアンマはゆっくりと息を吐きだした。
嫌っていない人間から抱きしめられれば、確かに落ち着く。

フィアンマ「……今日、出かけたいのなら出かけても良いぞ」

気分が良いから、と彼は付け加えた。
インデックスは、僅かに腕の力を緩める。

インデックス「>>162


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