過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
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325: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/07(木) 15:26:23.68 ID:3b9ueV6R0
《原作の場合記憶の無い上条さんはインデックスが一番身近な身内ですしね…親以上に…》


インデックス「…救えなかったら意味ないんだよ…」

フィアンマ「………」

結果が悪ければ、どんなに過程が素晴らしくとも意味が無い。
頑張ったって、努力したって、何の意味も残らない。
まして、自分の発言のせいで五和は敵意を宿してしまった。

インデックス「もしあなたがいなかったら、いつわは死んじゃってたかもしれない」

フィアンマ「……」

インデックス「…私は仮にも修道女なのに。自分の無力さが悔しくて悔しくて…」

手を差し伸べた。
でも、手をとってもらえなかった。
修道女として、誰かを救えなかった。
彼女は唇を噛み締め、俯き、決して顔を上げようとはしない。

フィアンマ「…だが、お前が俺様に頼み込まねば、そもそもヤツは飛び降りていただろう」

インデックス「…問題なのはきっかけじゃないんだよ」

フィアンマ「結果論で全てを断じずとも良いだろう」

インデックス「……やっぱり、私は見習いなんだね。見習い止まりなんだよ」

しょぼん、と落ち込んで。
彼女は現実から逃げ出すように、ベッドへ入り込んだ。





旅行とはいえ、長期の予定ではなかった。
なので、二人はイタリアへゆっくりと帰って来た。
五和の一件からインデックスは酷く落ち込んでおり、天真爛漫さも消えてしまっている。
そんな訳で、フィアンマはひとまず、ローマ正教徒にはベタ甘のテッラへインデックスを預け、ヴェントのところへやって来た。

ヴェント「急に呼び出すから何かと思ったら仕事じゃなくて女絡み、か」

フィアンマ「妙な言い方をするな」

ヴェント「『神の右席』、右方が前方に相談ってのはどうなの?」

刺々しい言い方だが、さほどの悪意は練りこまれておらず。
イートインカフェにてフィアンマの向かいに座り、彼女は先程購入したパンを食べていた。

フィアンマ「…女心はよくわからん。お前に聞いた方が早いだろう?」

ヴェント「>>327


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