過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
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349: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/07(木) 19:31:49.47 ID:1tLJjymw0
《【悲報】アックアさん、第三王女にロックオンされる》


アックア「まだしばらくはかかるであろうな」

彼の言葉に、インデックスはしょんぼりと肩を落とした。
元気になるまで時間がかかる、と思っているのかもしれない。
だとすれば、自分の話したいという欲求は現時点でわがままだな、と思う。
そんな落ち込んだ彼女へ、アックアは一粒の小さい袋を差し出した。
側面に『mela』という文字が綴られている。

アックア「飴でも食べるか?」

インデックス「! 林檎味だね、食べるんだよ。ありがとうっ」

素直に受け取り、インデックスはその場で開封する。
ゴミの処理をアックアにお願いし、飴玉を口の中で転がした。
甘ったるい林檎の味が、口中に広がっていく。
フィアンマが熱弁していた通り、甘いものとは良いものだ。
気分を切り替えてくれるし、その美味しさに笑顔も自然と浮かんでくる。

インデックス「おいひいんだよ」

アックア「…そうであるか」

しがない傭兵崩れは、僅かに笑みを浮かべた。




その頃。
前方のヴェントとはとうに別れ、インデックスの状態を知らないフィアンマはというと、暇そうに買い物をしていた。
何を買うという訳でもなく、ケーキ屋を見たり、洋菓子店を覗いたりしているのである。
時折売れ残りなのか仕入れすぎたのか、クッキーを貰い。
数枚口の中に入れて歩いていると、不意に声をかけられた。

??「あっ、あの!」

振り返る。
そこには、一人の少女が居た。
警察に引き渡される際、五和と名乗った、かつての自殺者だった。

五和「その、この間はご迷惑をおかけしました…」

ぺこ、と頭を下げられ。
フィアンマは何故そんなに謝っているのか理解出来ず、次いで、日本人は頭を下げるのがクセのようなものだった、と思い出した。

フィアンマ「いや、…死んでいないのならばそれで良い。……観光か? 魔術師としてどの程度の実力かは知らんが、女の一人歩きは勧めんぞ。ましてや、これから陽が落ちるのだから」

五和「>>351


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