過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
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55: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/01/30(水) 22:24:32.00 ID:V+AKU2bD0
《上嬢さんはいつか書きたい。 シリアスは少なめでいくつもりです》


上条「俺が『疫病神』って言われてた時に手を差し伸べてくれたのがフィアンマだったんだ」

インデックス「疫病神? とても見えないかも」

上条「ああ、目に見える話じゃないんだ。…俺の右手は『幻想殺し』って言って、異能ならどんな力でも打ち消す特別な力を持ってる。多分、それで神様の奇跡である幸運も消しちまうんだな。だから、昔から俺は不運で、…友達なんて出来なかった。そればかりか、不幸がこっちにも来るんじゃないかって避けられて」

インデックス「…酷い話だね」

あんまりだ、とインデックスは思う。
上条は、そんな彼女にありがとう、と微笑んだ。

上条「次第に『疫病神』なんて呼ばれるモンだから、俺は人を避けて生きてた。近づいたら石投げられるし」

一人ぼっちの方が、都合が良かった。
そうは言い聞かせていても、上条は寂しい幼少期を送った。
いじめられて泣いていると、不意に頭を撫でられて。

今の見目と遜色無いフィアンマが、微笑みかけてくれた。

ただそれだけで、救われた気がした。
親以外の他人でも、自分に微笑みかけてくれるのだと。
大丈夫だよ、と自分の右手を怯えずに触れてくれる人が居るのだと。

上条「本当、あの時はフィアンマが天使様に見えたな。宗教詳しくないけど。。…ま、今も若干そんな感じあるな」

フィアンマ「……」

インデックス「ベタ褒めだね、フィアンマ」

フィアンマ「…反応に困る」

上条「………っていうか、本当にあの頃から老けないよな」

もう十年近く経つのに、と首を傾げる上条。
アンチエイジングか何かか、とばかりの疑問の視線。

フィアンマ「…>>57




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