過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/02/09(土) 22:27:21.39 ID:y1ig900D0
《
>>746
×狂気 ○狂気に》
フィアンマ「俺様を信仰して救われると言うのなら、好きなだけするが良い」
別にそれは構わない、とフィアンマは頷く。
信仰されることには慣れてしまっている。
そもそも、『神の右席』はその奇跡によって民を導くためにあるもの。
フィアンマ個人の抱える"ローマ正教などどうでも良い"といううっすらとある思いを除いても、彼は縋ってくる人を受け入れるだけの度量があった。
彼は手を伸ばし、膝枕をされたままに、彼女の頭を撫でる。
やたらと依存されているな、と思いきや、信仰だったらしい。
信教と依存は紙一重。害にならないのならば別に良い、とフィアンマは思う。
五和は丁寧に丁寧に彼の髪を指先で梳き正し、手を引いた。
そうして、下の自販機で飲み物を買ってきます、と部屋から出て行く。
インデックス「……」
ほっぺたを膨らませたインデックスが、膝枕をしてきた。
日本人でない彼女にとって、当然、正座とは馴染みのないもの。
故に、彼女の無理は太ももに如実に反映されていた。
具体的に言うと、頭を乗せている太ももが、ぷるぷると震えていた。
歯を食いしばって苦行のように耐えるインデックスに、フィアンマは小さく笑った。
フィアンマ「脚を伸ばせ。正座に倣わんで良い」
インデックス「……フィアンマはかおりにもいつわにもでれでれしっ放し。みっともないんだよ」
フィアンマ「デレデレ、などしていないが」
困ったように笑い、彼は一度起き上がる。
そうしてインデックスをベッドに普通に腰掛けさせ、ぴたりとくっつき揃えられた膝上へ、頭を乗せる。
二人きりの部屋。
二人の呼吸だけが響く。
インデックス「……フィアンマが外に出て、…誰かを助けるようになって。誰かに優しく出来るようになって。それは良い事だし、私も嬉しいけど、…けどね、」
フィアンマ「……言ってみろ」
インデックス「…いつか、…私が必要無くなるのかな、って思ったら。……寂しいんだよ」
彼女は、自分の存在がフィアンマの姿勢を如何に良くしているかを、よくわかっていない。
彼女の言葉があったから、フォローがあったから、今、彼はまた人間を信じていられるのだ。
信じる気に、なれた。上条以外にも、心を開けるように、なり始めた。
インデックス「管理者権限があるのが面倒になって、誰かに預けるのは勝手なんだよ。別に文句は言わないし、言うつもりもないし、そんな立場にないこと位、わかってるかも。………外出するのも、活動的になったっていうことで、喜ばしいことなのに。寂しいし、…ちょっと怖いんだよ。………うまく言葉にならないかも。わがままいって、ごめんなさい」
フィアンマ「
>>751
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