過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
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777: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/09(土) 23:47:45.11 ID:y1ig900D0
《甘味殺し誰うま。次スレのキャラ紹介に使わせていただきます  甘いもの食いてえ》


五和「知りませんけど…どんな風に?」

きょとん、としながら五和は問いかける。
インデックスはかつての思い出を思い返しながら、一言一句違わずに、彼が語った言葉を放った。

インデックス「『砂糖が出来る前には、人々は砂糖黍の茎を噛んで甘い汁を啜っていた。何故そんなことをしたかといえば、現代の人間と同じように甘味が誰よりも何よりも愛されたからだ。時代によっては砂糖は金の代わりとされ、沢山の物と交換することが出来た。つまり、それは一種の砂糖信仰と言っても良い程だ。愛されているからな。我らが主に向ける我々聖職者の感情にも等しいかもしれん。邪教ではない。お前も知ってのことだろうが、十字教徒とはマナの時代より甘味を愛する。そして、甘味は人々を笑顔にする、元気にもする。女に際しては冷え性などが問題とされているが、野菜などから甘味を抽出したものであればその心配は無い。子供は甘い菓子を与えられれば途端に元気を出すし、科学サイドでは適量の甘いものが脳の疲れを取るとも言われている。砂糖を巡って戦争が起きる事もあるが、砂糖が充分量足りていれば戦争などすぐさま集結するだろう。甘みに勝る強さなど無いんだよ。甘い蜜を吸う、という表現もあるが、甘みとは財産をも意味するんだ。甘味こそが絶対の正義だ』『お前にはまだわからんかもしれないが、甘味は奥が深い。その辺りの料理以上に、始まりが早く、つまり、歴史も長い。最高級の砂糖は、時として宝石や黄金、金粉として讃えられる。勿論、名前を付ける人間がそう述べる場合もあるがね。精製する前、精製した後、熱を加える、水に溶かす、何かと混ぜる、数え切れない程の工程、それぞれに甘みというものは良さをプラスしてくれる。苦汁の対義語は? そうだ、甘露だよ。よくわかっているじゃないか? 俺様は長く生きてきた中で、多くの甘味を貪ってきた。その中でもアイスクリームが格別だな。洋菓子は大概そうだが、砂糖というものは牛乳や卵と相性が良い。世界中の料理を見れば、それはすぐにわかる。勿論、肉との相性も良い。ああ、日本には野菜を煮る際に砂糖を加える、所謂"煮っ転がし"という料理があるそうだ。何度か食べたことがあるが、あれは料理人の腕に左右されるものの、美味い。余計に砂糖を使わないことで上品さを演出しているところもなかなかに憎めないところだ。勿論、俺様は砂糖漬けのものも嫌いではない。砂糖と蜂蜜をたっぷりと溶かした酒やホットミルクも愛している。コーヒーや紅茶にはなるべく入れないようにしているが、二杯目以降の紅茶には砂糖を溶かすことにしている。上質な角砂糖については、わざわざ何かに溶かすまでもなく素材、単体としての味を堪能するためにそのまま口に含むことを進めよう。んん、蜂蜜について語っていなかったな。蜂蜜も砂糖と同じく、否、時に砂糖以上に良いものだ。あれは砂糖よりも甘味が柔らかだ。匂いも甘ったるく、強い。甘い以外にも、様々な効果がある。美肌、粘膜の保護、精神安定、様々だ。北欧神話において主神オーディンは食事を自らが飼育している二頭の狼に与えて蜜酒のみを口にしていたが、あれも一種蜂蜜讃歌だろうな。蜂蜜は非常にカロリーが高く、栄養価も含まれている。ミネラルなどのことだ。故に、食事が喉を通らずとも、蜂蜜、或いはローヤルゼリーを湯に溶かして啜り、飲み込めばそれなりに活動出来る。風邪を引いている時は別だがね。和風であれば生姜湯、西洋であればミルク粥…砂糖は入れないコンソメタイプのミルク粥もあるが、カロリー摂取を第一に考慮するのであれば砂糖を混ぜてしまうのが手っ取り早い』なんてことを止めどもなく話し続けるんだよ!?」

それを全て覚えているインデックスは、絶対記憶能力を久しく恨んだものだ。
五和は長台詞に圧倒されながらも、フィアンマを止めるべく加勢する。

フィアンマ「俺様は間違っていない。だが、いちごおでん開発者は間違っている。何故止める。何故分からん」

俺様が救わなければ、と熱気に満ちている様は、正直恐ろしい。
しかし、向かわせる訳にはいかない。
彼の説教で、これ以上甘味信者を増やしてしまう訳にはいかない。

五和「>>779

インデックス「>>781





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