過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
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8: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/01/28(月) 23:58:38.40 ID:bsY9myhS0

彼等がやって来たのは、外ではない。
隠し部屋の一つだった。
理由を知らされていないながらも、修道女が食事を並べて働いている。
それを手伝うでもなく席につき、フィアンマは欠伸を噛み殺した。

フィアンマ「…禁書目録。……、…今日から管理権限が俺様に移ったのだったか」

インデックス「うん」

フィアンマ「…俺様は右方のフィアンマ。…フィアンマで良い」

インデックス「フィアンマだね、これからよろしくお願いします、なんだよ」

フィアンマ「ん……」

生返事。
いまいち締まらない、と思いながら、インデックスは食卓へ視線を移す。
広いテーブルいっぱいに、沢山のご馳走が並べられていた。
『最期の晩餐』も真っ青な量だ、と彼女は思う。
フィアンマはだるそうに祈りの言葉を捧げ、食事を口にした。
インデックスも追いかける様にお祈りをして、食べ始める。

インデックス「…いつもこうなの?」

フィアンマ「…食事の話か?」

インデックス「うん。何だか王子様みたいかも」

フィアンマ「…囚人の間違いだろう」

そう言葉を返す彼の表情は暗く、昏く。
何か事情があるのだろうか、とインデックスは思った。


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