過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
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856: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/10(日) 15:49:53.75 ID:AEWr+uLu0
>>852 15:37:19.『58』 結果:>>850 ご協力ありがとうございます 途中変換忘れがあったので上条「」は上条『』で脳内補完お願いします》


上条「…わかった。でも、ちゃんと何が起こってるのか後で教えろよ?」

フィアンマ『……そのつもりではいるが、』

言葉を濁す辺りが教える気が無いのだな、と苦笑して。
上条は、いたって真面目に言葉を付け加えた。

上条「後、怪我すんなよ」

フィアンマ『……、…あぁ』

それは約束出来ないな、と思いながらも、フィアンマは頷いた。
そして、通話を終えて。上条は、携帯電話をしまう。

上条(別に、俺を使うのは好きにしたら良い。だって俺は、フィアンマお兄ちゃんの味方でいるって決めてるんだから)

思いつつ、食事の席へつく。
本当は手伝いに行きたかったが、彼の性格を考えると、場所はおろか情報の一片も教えてはくれなかっただろう。

上条「……」

上条は一度、不幸の根源としてマスコミに取り上げられたことがある。
その結果、借金まみれの男に刺されそうになり―――その場に居合わせたフィアンマが、代わりに刺された。
それ以降、上条はフィアンマの為になら、命や身体を張っても構わないと考えている。
彼が庇ってくれなければ、幼い自分は出血多量で、或いは刺さった所が悪くて、死んでいたかもしれないのだから。

上条「…本当、怪我しなきゃ良いけどな……」

無理な願いかもしれない、と上条は思う。彼は、彼自身を粗末にする傾向があるから。



術式執行準備を終えたところで、インデックスが目を覚ました。
昨日夜遅くに帰って来た為、その疲労故に今の今まで眠っていたのである。

インデックス「んん、…お出かけ?」

フィアンマ「ああ。少し出かけてくる。困ったらテッラに連絡しろ」

インデックス「…帰って来ないつもりなの?」

フィアンマ「帰って来るつもりでは、ある」

そのつもり。
遠まわしに、しばらく帰ってこられないかもしれない、とそういう事だった。

フィアンマ「……人助けだ、人助け」

インデックス「…>>858



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