過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
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87: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/01(金) 00:15:50.73 ID:hRKDi2jo0

インデックス「ううん……フィアンマが自分のことを話してくれて、私……うれしいよ」

涙はもう引っ込んだ。
別に、自分は嫌われている訳ではない。
ただ、彼は怖がっているだけで。
自分も、彼も悪く無いのだから、悔しがる必要なんて無い。

インデックス「フィアンマがもう一度誰かを信じる気になるまで、私が頑張るだけかも」

フィアンマ「……そうか」

インデックス「うん!」

ふにゃ、と柔らかい笑みを浮かべるインデックスに、フィアンマは僅かに表情を和らげる。

『……………怖いんだ』

インデックス(……なら、私が守ってあげなくちゃね)

そもそも。
フィアンマが本当に義務的にインデックスを禁書目録として管理しているのなら。
『歩く教会』を纏っている彼女を受け止める必要は無かった。
それをわざわざ受け止め、すぐに問題を解決してくれたのだ。
優しいといえば、優しいのだろう。
そもそも、優しくなければ人を信じたり、裏切られたりしない。




翌日。
今日も上条とインデックスとフィアンマは外出、及び観光していた。
美術館の中、展示されている宗教画を眺め、インデックスはその美しさに目を輝かせる。

上条「…あのさ」

小声で話しかけられ、インデックスは首を傾げる。

インデックス「何かな、とうま」

上条「フィアンマは気難しいというか、…人間不審なところが多いしけど、優しくしてやってくれ。俺もよく知らないけど、昔酷い目に遭ってからずっと人間が信じられないんだって言ってた。俺は、こっちには住めないから、さ。頼むよ」

インデックス「>>89



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