過去ログ - 【安価】インデックス「いい加減私も怒るかも」フィアンマ「……ふん」
1- 20
984: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/10(日) 22:57:26.41 ID:brVTYZwV0

一方「頭おかしいンじゃねェのか? オマエ」

フィアンマ「そうか? 自覚はあまり無かったな」

魔道書の知識を詰め込んだ影響で、多少は精神を病んではいるだろう。
しかし、おかしいという程だろうか、とフィアンマは首を傾げる。
一方通行は不可解そうに、隣のバケモノを見つめた。

一方「大量殺人者だ、俺は」

フィアンマ「だろうな。だが、俺様の大切な人間を殺された訳ではない」

一方「学園都市最強だ」

フィアンマ「先程お前が自分でそう言っただろう。だが、学園都市の中で最強であるだけだろう。世界で最強という訳でもない」

一方「………」

フィアンマ「…助けられるのが嫌なのか? プライドが高いな。矜持は持つものであっても、人を遠ざける武器ではないぞ」

一方「……そォじゃなくて、」

フィアンマ「あぁ、それと自殺はするなよ。顔見知りが死ぬのは少々後味が悪いからな」

一方「…オマエ」

フィアンマ「気にするな。たかが左腕を一度吹っ飛ばして血液を逆流させて内臓や気管を傷つけて右手首を折られただけだ。お前に嫌な感情を持つとすれば、しばらく甘いものを食べられない身体にされたことだが―――先程謝罪したし、もう良い」

嫌味かと一方通行は思った。
恨み言だろう、とも思った。
だが、違う。何か、根本的に違った。
彼は本気で、『たかがこれくらい』と思っている。
彼からは敵意を感じないし、その穏やかな笑みは恐ろしい程の慈悲に満ちていた。
人間離れしている、と思った。

フィアンマ「……お前がやったんだろう。何を怖がっているんだ」

一方「>>986


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/423.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice