過去ログ - 【安価】魔法少女オリジナル☆マギカ【その４】 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】魔法少女オリジナル☆マギカ【その４】

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980:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/11(月) 21:21:10.03 ID:gHg3fssi0
千草「それは、嘘だよ」
　　　　　　　　　　　　　　　ｺﾝﾅﾓﾉ
千草「ならなんて、“偽装グリーフシード”を私に掴ますの？」

千草「キュゥべえが言ってた。私は、魔法少女ではない何かに変質しつつある、って」

千草「なにかあるんでしょ？　こんなくそったれな魔法少女システムを打ち砕く、何かがッ！！」

シラヌイ様「そんなものはない」

静かに、それでいてハッキリとした声音で、シラヌイ様は言った

シラヌイ様「それに例えあったとして――そこの小娘が助かるとは限らないだろう」

シラヌイ様「最悪、精神が消滅するかもしれないんだぞ」

精神の消滅

それは、魔法少女の死と同義

千草「嘘ッ！　嘘ッ！！　うそうそうそうそうそッ！！」

千草「なんでっ……なんでいっつも大事なことを話してくれないのッ！！」

千草「アンタは何を思ってるのよ……ねぇッ！？」

私はシラヌイ様を睨みつけるが、彼女はこちらを見ていなかった

シラヌイ様「…………、よかったな扇。お前のお陰でそいつの濁りが収まったようだぞ」

千草「え……？」

視線を落として、ほむらのソウルジェムを確認する

あれだけ早かった濁りは完全に止まり、先程とは大分マシになっていた

シラヌイ様「そして、そいつもまたお前と同じように、魔法少女ではないモノへの片足へ突っ込んだ」

シラヌイ様「いや、使った量が量だからな。お前以上に、違うものへとなりつつあるだろう」

足元には、いくつもの使用済み偽装グリーフシードが転がっていた

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