過去ログ - 幼魔「かちこち、ごうごう、ひゅおん、どかん」
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50: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 15:00:15.73 ID:6gOd4PaH0
闇魔「なにそれ……ねえ、私を殺すんでしょう?」

青年「できれば殺したくない。そういうのが嫌で勇者を辞めたんだから」

闇魔「じゃあどうするの? 私、あなたの味方にもあの子の味方にもならないわよ」

青年「記憶を封じさせてもらうよ。ついでに、この場所のことも二度と感知できないようにする」

闇魔「それじゃあ私の地位は失墜するわね。脳なしって蔑まれるわ」

青年「それは困ったな。そんなことはしたくないんだけど」

闇魔「だから、取引しない?」

青年「へえ、どんな?」

闇魔「あなたが死ねばいいのよッ!」


会話で時間を延ばして回復した闇の魔物は、

青年の慈悲を好機と見て自身の持つ最上の技を発動する。

闇を体内に収束して解き放ち、

触れた存在を闇に溶かす消滅魔法。


闇魔「はああああああッ!」ギュルルルルルルル

――ドフッ!


至近距離で放たれた強大な魔力を前にして、

青年は冷静に言葉を紡いだ。

青年「"けれど光は世界を照らした"」


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