過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」睦月「25です」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」睦月「25です」【鶴賀】

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492: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/02/09(土) 13:01:29.72 ID:9cPFUVFr0
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和「京太郎君！」

京太郎「どうした、の――」

部室、牌譜の整理をしていた俺に突如声がかかる。

彼女の名前を読んで、振り返ろうとする。

いや、振り返った。

そして、彼女の姿を見た。

京太郎「」

……ええと。

彼女の胸が雪だるまみたいになってました。

……いや、比喩じゃなくて。

丸に丸が重なったような、人体の構造を無視したような。

雪だるまが胸にくっついてた。

和「……ば」

和「ばーん」

そのまま、どこで覚えたのか、悩殺ポーズみたいなことをやってくる。

いつもなら大変魅力的に、扇情的に思えたそれでさえも、雪だるまおもちの前では魅力が完璧に薄れる。

なんていうか、芸人ががんばっている感じだった。

京太郎「……」

和「……ぅ」

真意を測ろうとじぃ、と瞳を見つめてみると、見る見るうちに頬の色が髪の毛の色と同化していく。

恥ずかしいなら、何でやってるんですか。

京太郎「……」

和「……ど、どうですか？」

京太郎「どう……って」

面白いです！……なんていえる雰囲気ではない。

かといって、可愛いです、なんてお世辞にもいえない。

いや、顔は可愛いけど、スタイルはいいけど。

雪だるまおもちである。

京太郎「……それ」

和「あっ、えっと、この胸ですか？」

京太郎「ああ」

和「と、突然変異しちゃいました！」

京太郎「単細胞生物みたいだな」

……おもちが和の体に規制している感じで。

で、今分裂途中……みたいな？

……本当にそうだったらぜひとも分けてほしい。

でもグロそうだ、やっぱりやめよう。

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