過去ログ - 上条「…お前なんか、嫌いだ」ふぃあんま「…え」一方「帝督、好きだ」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/02/15(金) 13:34:28.03 ID:CRoWlVHH0
雷神トールが去った後の部屋。
上条は擦り傷などをフィアンマに絆創膏などで手当してもらい。
彼の頭を撫でてやりながら、思っているままを告げた。
嫌いになんて、なっていない。
ずっと好きで、ずっと心配だった。
もう傷ついて欲しくなくて、遠ざけてしまった。
でも、それは自分が強くなれば良いだけだと考え直した。
本当に、本当に、ごめん。
沢山謝られ、フィアンマは緩く首を横に振る。
もう拒否されなければそれでいい、そう言って。
「……これからは、もう離れたりしないから」
「…ん」
「何が来ても、誰が来ても」
「…」
「ずっと、ずっと一緒に暮らそうな」
黒髪の少年の問いかけに。
小さくも真っ直ぐな子供は、幸せそうに、頷いた。
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