過去ログ - 詢子「夢の中で何かあったような」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/02(土) 12:00:54.23 ID:fVlzemOt0
ほむら「いえ。約束出来る訳じゃありません。でも試したいことがあるんです」

ほむら「ただのおまじないなんですけど、奇跡を起こせるかも知れません」

詢子「奇跡?」

ほむら「はい。ささやかな。でも本物の奇跡を」

そういった彼女の手にはいつの間にか弓の様なものが握られていた。

詢子「えっ何っ?」

彼女は左手で真っ直ぐ天をさすと、それをゆっくりと引き絞る。

ほむら「この力はあなたから引き継いだもの。だったら私にも出来るはず」

何もなかった所に藤色の淡い光が集まる。その光はゆらめく炎の様に見えた。

ほむら「お願い。届いて」

小さなつぶやきと共に藤色の光が雲にまっすぐ吸い込まれていく。



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