過去ログ - セイバー「シロウに一番愛されているのは私ですね」オルタ「あ?」リリィ「え?」ネロ「む?」3ツメ
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[saga]
2013/03/29(金) 19:39:01.54 ID:GxxzxhsO0
”ちゅっじゅちゅぅれるぅちゅぅぅじゅぷんっぁ♥”
最初のキス。
触れ合うような探り合うようなそれではまるでなくて、最初から口の中全てを占領しようとしているような激しい口づけ。
セイバーの舌が、士郎の口を蹂躙して、犯し尽くす。
唾液を際限なく流し込み、舌で舌を絡め取り、歯を擦り、歯茎を撫で、歯垢まで全て自分のものにしていく。
お互いに息苦しいけれど、どちらも止めようとしない長いキス。
顔の傾きを変えながら、セイバーは士郎の頭をがっちりロックして、真夏にやっと水を貰えた犬のような激しさでキスを続けていく。
”んっぷちゅじゅるちゅじゅりゅぺろぺろっちゅんっぅれるぅう♥”
「おああぁっぁ(凄い、セイバーの舌が俺の、口の中を…………すごい、キスって、こんなに気持ち、良いのか)」
「ひろぅっ! しろぅっ! ひろーっ♥ んっ!」
貪るキス。
口と言う全てを自分の支配下に置こうとしているような、そんな征服的なキスに士郎の脳みそはトロけてしまっていた。
それはセイバーも同じく、士郎の唇の魔力にやられてしまったようでキスだけに全身全霊をかけている。
もう目にはハートが浮かぶ勢いで、鼻息荒く、お互いの唾液を交換し、こね回してドロドロの唾液を作り上げていた。
「っぁ、はっ、はぁ。はぁ…………シロウ、どう、ですか?」
そのキスが終わったのは10分近くしてからだった。
お互い酸欠でか顔は真っ赤。
息も絶え絶えだけど、どこか満足げな雰囲気をにじませて。
小指でセイバーは士郎の唇、二人の唾液で光るそこをなぞると。
「ちゅぅっ、れるぅ…………おいしい」
その指を見せつけるように舐めて見せた。
「っっっ!」
その行動、言葉、視線、吐息一つで士郎の股間は更に固く固くなり、スカートが触れるだけで射精しそうなほどになっていた。
それを肩越しに振り返り見てから、士郎を見つめる。
ゆっくり覆いかぶさるように身体を倒して、士郎の耳元に可憐な唇を寄せると、わざと吐息を聞かせ舌の動き、唾液の音を響かせながら喋る。
「シロウ、今、私のここ、おまんこと呼ばれる場所、子作りの為の”穴”凄く濡れてるんです」
「こ!?」
「ええ、子作りの穴、おまんこ、です、その穴がエッチな汁でとんでもないことになっているんですよ?」
耳に舌を這わせるような、直接脳みそを舐めるような。
甘くどこまでも染み込んでくる口調が士郎を襲う。
「今、下着に染みてきてるんです、シロウのお腹の上、そろそろそこにエッチなお汁、ついてしまいますよ?」
ゆっくりじっくり。
「スカートの中、蒸れてきてますよ、わかります? きっと、今お腰あげたら夏の締め切った部屋みたいにむわっとしちゃいますよ♪」
「はぁぁ、あは、はぁ、はぁ…………ぉ」
言葉だけで男を骨抜き犯していく。
士郎のペニス、その根元の陰毛には自分が垂れ流したカウパーが絡みつき、ライトの光に反射して輝いていた。
もう、このまま言葉だけで射精に導かれそうなくらいの興奮に、どこまでも息は荒くなって、目の虚ろに天井を映していた。
「♪」
「セ、イバー…………」
その虚ろな瞳に、すっと金髪の美少女の顔が写りこむ。
身体を起こしたセイバーは優しい笑みで、髪を額に張り付けたまま士郎の目を見た。
そして、声を発しないで、唇だけをゆっくりと動かしていく。
”せっくす、しましょう?”
「っ!!!!」
息を飲むほど真っ直ぐな言葉。
だからこそ真に響く、芯に響いてくる。
きっと、薬入りのチョコを食べていなくても士郎は頷いただろう。
それくらい直ぐに彼は首を縦に振った。
一度ではなく何度も何度も何度も何度も。
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