過去ログ - セイバー「シロウに一番愛されているのは私ですね」オルタ「あ?」リリィ「え?」ネロ「む?」3ツメ
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489: ◆ecH57LqR9PZC[saga]
2013/05/06(月) 01:30:15.93 ID:y3IOmIF90
セイバーさんと桃太郎

〜〜〜居間〜〜〜
イリヤ「ねぇセイバー」

セイバー「なんですかイリヤスフィール」

イリヤ「何で桃太郎は犬と猿と雉なんかで鬼に立ち向かっていったの?」

セイバー「む」

イリヤ「鬼って大きくて、強いんでしょ?」

イリヤ「それだったら普通もっと強い動物を連れて行くわ」

セイバー「確かに…………」フーム

イリヤ「そうね、私なら…………」

イリヤ「犬はオオカミ!」ワンッ

セイバー「それは実に強いでしょうね」

イリヤ「でしょ?」

イリヤ「それだけじゃないわ!」

イリヤ「猿はゴリラね!」

セイバー「屈強な兵士となるでしょう」

イリヤ「それで雉は鷹ね」

セイバー「空を任せるに見合った実力を備えているでしょう」ウンウン

イリヤ「これなら鬼にも対抗出来るんじゃないかしら?」

セイバー「そうですね、確かに打倒しえるでしょう」

セイバー「しかし…………」

イリヤ「しかし?」

セイバー「桃太郎自身の戦力を計算に入れなければなりません」

イリヤ「桃太郎、自身…………」

セイバー「日本一を謳う以上、彼の戦闘力はかなり高かったのではないでしょうか」

セイバー「だからこそ弱い僕で十分鬼に立ち向かえた、そう考えるのが自然ではないでしょうか?」

イリヤ「そうね…………その可能性もあるわね」

セイバー「つまりは桃太郎にとって犬たちはお供、戦力ではなくペットや寂しさを紛らわせる役目だったのではないでしょうか?」

イリヤ「鬼が島までの旅でも、三匹もペットがいたら賑やかそうね」

セイバー「きっと楽しい船旅を過ごしたことでしょうね」

イリヤ「いいなー」

オルタ「…………(バカ二匹)」

リリィ「…………(シロウのお腰についたキビ団子)」

ネロ「…………(桃を真っ二つに斬ったら死ぬではないか)」

イリヤ「セイバーって案外頭良いのね」

セイバー「王として最低限の教養はあります」ムフー

セイバーさんと桃太郎。終了



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