2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/03(日) 01:28:27.59 ID:sGfSSgwD0
美希「ごめん、助けられないの。髪を切るものが無いの・・・」
俯き、何とか響に聞こえる程度の声で呟くと響は耳を疑った。
部屋の真ん中には鋏が有るのだ。
響「美希!そこに鋏があるぞ!それで髪を切って欲しいさ!」
美希「うるさいの!美希は今忙しいの!」
響「はは、は・・・美希、何言ってるんだ?ただあずささんの顔をみてるだけ・・・」
美希「それに、響が居なくなると美希は・・・」
響「??」
美希「嬉しいの、毎日毎日ハニーにくっついて、美希が近づくとすぐに離す。961に妨害されて仕事も無くなって
もう美希にはハニーしか居ないの」
響「…ごめん。」
美希「聞こえないの。」
響「ごめん!もうしない!もうしない!だから切ってほしいさ!ねぇ、美希…あぁぁ!」
着実に巻き込まれている髪は限界を迎えていた。
力を抜くと確実に頭蓋骨を砕かれる、響は痛みに耐えながら上半身を前に押し出していた。
響「本当にもうしない!にぃ…Pにも余りくっつかないようにする!絶対だぞ!」
美希「……」
頭皮も限界を向かえ、額が後退して血液が裂けた皮膚から流れ出す。
響「美希!美希ぃ!美希!美希!みきぃ!!ダメッ!もうダメなんだぞっ!!助けてぇっ!」
美希「……響ぃ!!」
見捨てる筈だったが、鮮血を噴出す響に良心が耐えられなかったのか床に落ちている鋏を拾い上げ
響の元へ走る。
美希「ごめんっ!ごめんなの響!」
響「う、うああ…髪が、頭がぁ…」
響は額から血液を流しながら涙も流す。
美希「ごめんなの、もっと早く響をたぅあっ!!何するのっ!!」
美希も涙を流しながら謝罪していたが隙をみて響は美希の首を掴み動く歯車へと押し付ける。
響「美希を殺せば…にぃにはぁっ!!」
美希「な…何なの…やめ、ほしいの…」
響「美希が[ピーーー]ばにぃにも助かる…助かる…たすかぁっ!あがっ!あああ!」
響は涙を流しながら美希を歯車へ押し付けるが
美希は足の力を抜いて腰を落とした。
歯車への距離が足りなかったのか響はバランスを崩し歯車へと片腕を突っ込んでしまう。
響「美希ぃ!美希!み!いだい!いだい!美希ぃ!にぃに!にぃ!ああああ!」
バキ、バキ、グチャ、バキバキ…
鈍い音を立てながら右腕から響の身体が巻き込まれていく。
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