過去ログ - 上条「いろんな能力で物語進める」 ビアージオ「その12ィィィィ!!!!!」【安価】
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937: ◆gG3GD/FuOQ[saga]
2013/02/07(木) 00:14:26.15 ID:dDWPdgPOo

店から出た上条はケータイを取り出してとある番号にかけてみる。
都市伝説といったらあの少女だろう。

佐天『もしもしー? お久しぶりですね、上条さん』

上条「おう、急に悪いな。あのさ、佐天って都市伝説にやたら詳しかったよな?」

佐天『えぇ、もちろん! 聞きたいのは「とても価値のあるオレンジ」ですか!? それとも「死のネックレス」ですか!?』

上条「あーいや、突然現れる謎の立体映像っていうのなんだけど……」

佐天『おぉ!! まさに今一番ホットなやつですね!! さては上条さんも中々の都市伝説好き……?』

上条「そういうわけじゃねえんだけどさ」

佐天『ちょっと待ってくださいね、今確認してみます』

おそらく都市伝説を人に話すのが大好きなのだろう。佐天のテンションは高い。
対照的に、側にいる青髪ピアスはなぜか胡散臭そうな表情をしている。

佐天『出ました出ました! 「謎の少女の立体映像」。近頃霧ヶ丘女学院の制服を着た少女の立体映像が至る所に現れている、という都市伝説ですね。
    誰がどんな目的でどんな方法で出現させているのかも不明。霧ヶ丘に問い合わせても相手にされないらしいですし』

上条「……その女の子の画像とかないか?」

佐天『ピンぼけしてるのならありますよ。何回撮ってもこうなっちゃうらしくて』

その後佐天から送られてきた画像を見て、上条は目を丸くする。
ハッキリとは写っていないので断定はできないが、おそらく先程上条が見た少女だったからだ。

上条「他にその都市伝説の情報とかってないか?」

佐天『おっ、食いついてきますねー! ちょっと待ってください……あ、なんか「幻の虚数学区」っていう都市伝説と関連があるかもという情報がありますね。
    学園都市にはどの学区にも属さない秘密の学区が存在しているっていうやつです。あんまり深く調べようとすると「捜索部隊(ハウンドドッグ)」という闇の集団に捕まっちゃうとかっていう』

上条「ま、幻の学区……?」

やっぱり都市伝説は都市伝説なのだろうか。
深く知ろうとすればするほど、どんどん胡散臭くなってくる。


上条(んー……)


これ以上聞いても、あまり有益な情報は手に入らないかもしれない。
そもそも、ここまであの少女を調べる理由もない気がする。
ただ寂しそうな表情をしていた、それだけなのだから。

佐天『どうでしょう、上条さん! 他に何か聞きたいことは!?』

上条「えーと……」




《0:20頃にセリフ安価》




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