101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/22(金) 22:32:52.59 ID:6BoYdCm20
シンジ「・・っぐ」
フラフラの足でなんとか真希波の前に立つ
マリ「わたじ、なん゛か・・ほっとけば!い、いじゃんか・・・!」
僕が真希波にしてあげられることはないかもしれない
でもその泣いている姿を見て確信した
違いはあるけど同じ葛藤を抱いている彼女を放っておくなんて出来ない
逃げちゃダメだって
マリ「いみ゛わかんない・・っ!なぐられてけられて!ワケわかんないこといわれて」ポロポロ
マリ「こんなめんどくさいおんな゛に・・・!なんでやさしくすんだよぉ!」ポロポロ
シンジ「・・・」ナデナデ
マリ「なっ!・・に゛、あたまなでててんのっ!?」
シンジ「・・・ごめん。こんなときどうすればいいかわかんないから」
気の利いた言葉も力強く抱き締めてあげることなんて出来ないけど
今の君にはこれで伝わるような気がするんだ
僕の言葉
僕の気持ちが
マリ「うぐっ・・あっ、ぅ」
マリ「うわ゛あああああああああああ!!!」ガバ
僕の胸の中で声を押し殺すこともせず泣く
正直、わき腹の痛みと頭の痛みでグラングランするけど僕の胸を濡らす温かい涙が不思議と心地好かった
細い肩を震わせ、シャツを握りしめる手
シンジ「(真希波・・・)」
家族に囲まれ友人と遊ぶ。
日常的でありふれた光景が真希波の目にはどう映ったんだろう
ささやかな願いすら叶わない現実はどんなに残酷だったのだろう
それなら僕はエヴァの代わりでいい。
少しでも真希波に幸せを感じてもらえるならそれで構わない。
君の隣に居るよ
例え、報われない結末でも僕を必要としてくれるなら
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