過去ログ - マリ「幸せのカタチ」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/02/08(金) 06:02:00.32 ID:nrjKDByZ0
>>1です

更新遅くて読んで下さってる人には申し訳ないっす



深夜、葛城邸


ミサト「ただいまー」

玄関のドアを開けて部屋に入る

こんな深夜に帰宅するのは久しぶりだ

もう二人はきっと寝てしまっただろう

ワハハー

コンカイノ、ショウヒンはデスネ!ナント・・

オオーッ!


そう思っていたらテレビの音が聞こえてくる。電気は消えているので消し忘れたのだろうか

ミサト「シンジくん、アスカ起きてるの?」

呼び掛けに返事はない

テレビを消そうとリビングに行くとアスカがソファーで横になっていた

ミサト「(なんだ。いるのね)」

ミサト「アスカーあんまり夜更かししちゃダメじゃない」

アスカ「ミサト」

アスカ「あのバカ、まだ帰ってこないのよ」

アスカの顔は無表情だった。何の感情を持たない人形のように

アスカ「暇だったから久しぶりに料理とかも作ったのにさ」

アスカ「携帯にメールしても電話してもぜーんぜんつながんないの」


薄暗いからぼんやりとだが結構な数の料理の皿がテーブルに置かれている

流しには悪戦苦闘した事を予想させる洗い物の山

ミサト「アスカ、あなた・・・」

シンジくんの朝帰りは珍しくはない

それとなく注意したことはあるが意味はなかった


でも


普段、作らない料理を用意してシンジ君を待った

アスカなりにシンジ君との関係を修復しようと努力した

昔のように、笑って過ごした毎日を取り戻そう、と



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