393: ◆HckkAx6xiQ[saga]
2013/06/11(火) 21:25:56.01 ID:irDw/KDw0
綾波「・・碇君?」
綾波が心配そうに僕を見る
シンジ「・・って言ってるだろ」
綾波「碇君、どうしたの・・?」
リツコ「マヤ、技術班を集めておいて。今後のプランの話し合いをするわ」
マヤ「はい、先輩!」
慌ただしく動き出す大人達
ミサト「・・・シンジ君」
そんな中、ミサトさんが僕に近づく
ミサト「シンジ君、辛いのは分かるわ・・私だって辛い。あの使徒を倒した貴方達ならまたきっと」
シンジ「・・だからっ!!待てって言ってんだろ!??」
ミサト「・・・!」
加持「・・シンジ君」
マヤ「!?」
リツコ「・・・」
冬月「・・・ふむ」
ゲンドウ「・・・」
綾波「・・・」
もう無理だ
こんなの・・こんなのっ・・・!!
僕の大声に全員が動きを止めて僕を見ていた
ミサト「シン」
シンジ「ふざけるなよ!なんだよこれっ!??エヴァを押し付けたり勝手に奪ったり・・僕らは都合のいい駒かよ!!」
シンジ「・・・マリが、マリがどんな気持ちでこの四年間過ごしたかわかってるんだろっ!?絶望してどんな風になったかをさ!」
シンジ「それを見捨ててきたくせに何もしなかったくせに・・・っ!」
シンジ「納得出来るわけないだろ!!やっと見つけた僕の居場所をまた壊すのかよっ!!」
シンジ「うあああああああああああああッ!!!」
叫ぶように僕は言った
最後の方は本当に叫んでいた
でも、まだ言い足りない。
言葉にできる程、単純じゃない
憎かった
マリと過ごした日々を簡単に壊す大人達が
悔しかった
こんな風に叫ぶ事しか出来ない自分が
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