442: ◆HckkAx6xiQ[saga]
2013/06/18(火) 21:15:28.35 ID:n+lhJKzx0
加持「さあ、到着だ」
ブロロロロォ・・
加持さんが路肩に車を停めて降りる
加持「シンジ君、降りないのかい?」
シンジ「・・・」
促されるように降りる
そこには
街全体を見渡せる高台
夕日が地平線に沈み、街の至るところからビルが伸びてくる光
「第3進東京市」
かつてミサトさんに連れてこられた場所
昔と変わらない光景だった
加持「良い景色だな」
シンジ「・・・ミサトさんに聞いたんですね」
加持「ん、まぁな」カチッ、シュボ
煙草に火をつけ紫煙をたゆらかせながら加持さんは答える
シンジ「説得する、為ですか?」
加持「・・いや、違う。今さら俺が何か言って揺らぎはしないだろ?」
その通りだ。じゃあ何故
加持「謝罪さ」
シンジ「何をですか?」
加持「マリを君に背負わせ俺達は逃げた」
シンジ「・・・逃げたって自覚はあるんですね」
吐き捨てるように皮肉を言う
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