470: ◆HckkAx6xiQ[saga]
2013/06/22(土) 21:56:49.71 ID:XMWcD6AU0
マリが僕と同じ孤独な立場だったから
マリの泣いた顔が傷ついた姿が余りにも悲しかったから
マリが僕を頼ってくれる事に心が弾んだから
束縛されてもそれが苦痛じゃなくて
マリが嬉しいなら僕も嬉しくて
マリが辛い時は僕も辛くて
一緒にいればいるほどマリの事が僕は
ーーーーーーああ。
ーーーーーーそうか。
何でこんな簡単な事に今まで気付かなかったんだろう
僕はマリがーーー
加持「その様子だと気付いたんだな。自分の気持ちに」
加持「・・シンジくん、実は言うと俺は」
煙の向こうの加持さんが微笑みながら話す
加持「君を引き戻す為に伝言役を買って出た」
シンジ「・・だと思ってました」
加持「情けない話だが俺達大人はチルドレンにすがるしかないのが現実だ」
加持「でもね」
加持「今の君を見てると思う」
加持「世界を犠牲にしてしまう程、誰かを想うなんて簡単に出来る事じゃないーーってね」
シンジ「加持さん・・」
加持「一度は君達に救ってもらった世界だ。・・今回もきっとなんとかなるさ」クス
加持「だからシンジくん、俺はもう止めはしない」
シンジ「・・・ありがとうございます、加持さん」
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