過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ!」 【仮面ライダー】
1- 20
945: ◆B6xkwd67zxGJ[saga]
2013/02/07(木) 21:22:06.02 ID:8zTkuZN6o
>>907の選択:1 >>941の判定:57

京太郎「分かりました……その話、受けます」

カザリ「ちょっと……何考えてるのさ……!」

カザリ「それじゃあ、メダルが集まらない! ただでさえ、メダルに困ってるんだよ!」

カザリ「僕との約束はどうしたのさ!」

京太郎「……約束、確かにあったけど」

京太郎「でも、俺は言ったよな……『人の命より、メダルを優先するな』って」

カザリ「オーズ……!」

京太郎「お前が譲れないように、俺もその線は譲れない」

京太郎「ここでこの人の手を跳ねのけると、人を助けられなくなる」

京太郎「だから……俺はこの提案を、受ける」

カザリ「……ふーん」

カザリ「あっ、そう? じゃあ、好きにしたら?」

カザリ「僕はもう何も言わないよ。君が戦うんだしね」

カザリ「……君の勝手にしたらいい」

京太郎「……ああ、そうするよ」


 そう言って、ふいと後ろを向くカザリ。
 気分を損ねたのだろう。当然だ。
 カザリは、「七:三」という数字にいい思い出がない。
 その話を聞いておきながら、須賀京太郎は相手の提案を受けたのだ。
 これはカザリにとって、自分をないがしろにされたのと同然である。

 おそらく思うに、半ばこちらを信頼し始めていたからこそ、彼はここまで激怒した。当然の帰結だろう。
 或いはこれは自惚れかも知れないが……。
 どちらにしても、カザリの心を強く踏みにじったのは変わらない。


会長「ふむ、それでいいのかな?」

京太郎「……ええ。それでも俺は、人を助けたい」

会長「なるほど、それもまた欲望だ! 歓迎しようじゃないか!」

京太郎「ええ、俺が倒したヤミーのセルメダルを『七:三』で渡す。それでいいですね」

会長「違うな、須賀京太郎君」

会長「ヤミーだけでなく、グリードもだ」

会長「倒しただけじゃない。手に入れた分だ」

会長「そうじゃないと、そこの彼が意図的に倒さずに逃がし続ける事もありえるからね」

京太郎「それは困ります」

京太郎「戦闘中に必要になるかも知れない。そうなったときに、使った分については全体数から引いてください」

京太郎「カザリがどうあっても、戦うのは俺です。俺がわざと逃がすなんてことはあり得ない」

京太郎「『別の何かに使った場合それにはカウントしない』『倒したときのセルメダル』」

京太郎「ここは守ってください。あなたが俺の欲望を評価したのなら、その欲望を信じてください」

京太郎「俺は人を助ける為に戦う。だから、ヤミーをわざと見逃したりなんてしない」

京太郎「だからこんな割合でも、あなたの提案に乗ったんだ……」

会長「……いいだろう! 君の欲望を信じよう!」

会長「私からはカンドロイドやライドベンダーの技術やバックアップの提供。ただしカンドロイドなどに使うセルメダルは君たちが持つ!」

会長「倒したヤミーとグリードのセルメダルを七:三で収める。戦闘中に君が別に使った分に関してカウントしない!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/428.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice