過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ!」 【仮面ライダー】
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947: ◆B6xkwd67zxGJ[saga]
2013/02/07(木) 21:40:01.52 ID:8zTkuZN6o

会長「契約は成立だ! 素晴らしい!」

京太郎「……一応、契約書を書いてもいいですか?」

京太郎「こっちの足元を見られて、割合を跳ねあげる提案をされたり」

京太郎「勝手に、条件を追加されても困ります」

京太郎「まあ、口約束と変わらないですけど……破られたら、俺は金輪際頷きません」

会長「いいだろう! 用意しようじゃないか!」

京太郎「いや、俺が書きます。あとで小さく『ここに書いてあった』なんて言われても困るから」

京太郎「カザリ、それならいいだろ?」

カザリ「……勝手にしろ、って言ったよね」

カザリ「僕は知らないよ。好きにしたら?」


 そんな冷たい言葉を受けながら、契約書をしたためる。
 当然ながら、それは鴻上光生も確認して、先ほど同意したものだ。


  『甲、須賀京太郎。乙、鴻上光生。以下に契約を取り交わす。

   一:甲が倒したグリードとヤミーから入手したセルメダルを、七:三の割合で乙に収める
   二:この際、甲が戦闘中に何らかの形で使用した分に当たっては、入手したセルメダルに数えない
   三:ただし倒せなかった場合のメダル消費に関しては、二を適用しない
   四:甲はグリードとヤミーを恣意的に逃走させたり、見逃したりはしない
   五:乙はこれと引き換えに、セルメダルを使用した技術の提供、戦力の提供を行う
   六:ただし、セルメダルを使用した技術を甲が使用するに際して、必要分のメダルは甲が持つものとする
   七:戦闘以前にカンドロイド・ライドベンダーに使用した分に関しては、二を適用しない
   八:両者の合意なく、この契約を破棄・改竄はできない

                                              以下、署名                』


京太郎「これでいいですか?」

会長「ああ、いいだろう! 君の欲望を歓迎しよう! 素晴らしい!」


 そして互いの名前を書き、捺印を押し。
 先ほどの少女――会長曰く、新子憧に送られて、その場を後にする。
 会長室を出て、鴻上ファウンデーションから去る間、カザリは無言だった。


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