過去ログ - >>2 と >>3のお題で即興SS
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/04(月) 20:05:55.79 ID:uZlR2q5X0
町人「しかし最近、姫様のご容態も徐々に回復されておられるようで。」
町人「それは、なによりだな。3年もたったんだ、姫様も俺たちもいつまでも立ち止まっちゃいられないな!」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/04(月) 20:10:49.76 ID:uZlR2q5X0
そんな姫様の容体がよくなったと聞いては、町人たちもいつまでも、暗いことをいってられない。
「王子を亡くした姫様が頑張っているのに、俺ら町人が頑張らなくてどうする。」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/04(月) 20:17:12.51 ID:uZlR2q5X0
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【王城】
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/04(月) 20:20:02.26 ID:uZlR2q5X0
王はかろうじて、言葉を取り繕う。
姫は最近、ずっとこんな調子だ。
なにか絵をかいたと思えば、いつも何かが欠けている絵をかく。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/04(月) 20:24:37.84 ID:uZlR2q5X0
姫が大事そうに絵を抱えて、さるのをみて執事が口を開いた。
執事A「…王様。どうかされましたか?」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/04(月) 20:28:34.38 ID:uZlR2q5X0
あの様子がおかしい姫をみれば、誰でも不安になる。
不安になる…というよりは姫が心配なのだ。
なにか、変なものに取り憑かれてるんじゃないかと。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/04(月) 20:33:54.65 ID:uZlR2q5X0
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姫「はー、今日も疲れたなー。」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/04(月) 20:39:26.42 ID:uZlR2q5X0
なぜ、体調がよくなったのか。
それは、姫本人だけはなんとなく察しがついた。
しかし、周りはさっぱりだ。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/04(月) 20:46:51.30 ID:uZlR2q5X0
姫「今日はきてくれるかなー。」
なにを待つのか、姫はずっと部屋にある窓から外を眺める。
待ち人はだれか、なんなのか。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/04(月) 20:50:41.53 ID:uZlR2q5X0
おとこは、ひょいっと体を回し足から部屋に入ってくる。
姫「ねーねー!今日はどんな話をきかせてくれるの!?」
姫は待ちきれず、部屋に入って座ってすらいない男に話しかける。
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