過去ログ - >>2 と >>3のお題で即興SS
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241:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/08(金) 21:23:28.32 ID:AatOLyPq0
しかし、それは化け物などではなく、不治の病を抱えた、人間だった。
体が徐々に腐る。
242:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/08(金) 21:27:12.28 ID:AatOLyPq0
本来ならば、様々な人から最大限の哀れみを受け、病床で死んで行く運命なのだろう。
しかし、あろうことかその村の人々はその行動とはかけ離れた行動を起こした。
243:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/08(金) 21:29:40.29 ID:AatOLyPq0
その行方不明になった女こそ、自分だと。
モンスターに襲われたあと、訳のわからない病に陥った。
そして、全身が腐り始めてこんな姿になってしまった、と。
244:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/08(金) 21:31:37.75 ID:AatOLyPq0
だが、女の予想は裏切られる。
村人は誰一人信じない。
なかの良かった友達。
245:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/08(金) 21:32:42.24 ID:AatOLyPq0
村を追い出された化け物は思った。
必ず、復讐すると。
あの村に絶望を味合わせると。
246:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/08(金) 21:36:15.81 ID:AatOLyPq0
老婆「……もう、分かったじゃろう?」
老婆の長い昔話が終わりを告げた。
王はその話に対して、なちも答えられない。
247:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/08(金) 21:44:14.97 ID:AatOLyPq0
その指示に従い、男は剣を下ろしポケットからだした薬を一錠のみこむ。
王「……お前たちはその薬で生きながらえていたのか?」
248:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/08(金) 21:50:00.89 ID:6hObKC3l0
その言葉に王がぴくりと反応する。
王「三年前…?」
249:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/08(金) 21:52:59.92 ID:6hObKC3l0
男「お久しぶりですね、王」
男は冷たく素っ気なく言葉を返した。
王の顔は絶望にみちた。
250:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/08(金) 21:55:59.27 ID:6hObKC3l0
王「なぜ…なぜ執事を……」
察した王の一言目。
その言葉に男は少し反応を見せた。
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